2019-05-05

お葬式における香典マナー~知っておきたい香典袋の書き方、入れ方~

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お葬式における香典マナー~知っておきたい香典袋の書き方、入れ方~

この記事の目次

葬式には宗教や地域によりマナーの違いがあるので、正しい葬式のマナーを理解して親族や弔問客に対して失礼のないように参列したいですよね。
中でも香典に関して正しい準備の方法や相場について正しく理解している人は多くありません。
今回の記事では香典がどのようなものであるかということや、香典の正しい書き方や入れ方、相場について詳しく解説していきます。

そもそも香典とはどのようなもの?

香典は「故人の霊前にそなえる香に代わる金銭」で、不祝儀袋というのし袋に現金を包んだものを言います。
もともとは線香や花、抹香の代わりとして現金が包まれていたのですが、最近では葬式にかかる費用を軽減するために家族に使ってほしいという参列者の意向が含まれるようになりました。

香典の正しい書き方を解説します!

香典袋の表書きは、地域や宗教によって違いがあります。
例えば神式の葬式では「御玉串料」「御榊料」などと書かれていますが、キリスト教式の葬式では一般的に「御花料」と書きます。
無宗教・宗教が分からない場合は、のし袋は白無地袋に白黒の水引がかかっているものを選び、表書きは「御霊前」と書きます。
故人の家族に宗教を直接聞くのも気が引けると思うので、分からない場合は無理に聞かずに香典を準備しても問題ありません。
香典袋の上段に表書きを書いたら、下段に名前を、内袋には住所を書きましょう。
また、香典袋に文字を書く時は毛筆または筆ペンを使って、故人に対しての悲しみを表現する「薄墨」で書くことがマナーになっています。

香典の相場は?いくら入れれば良いの?

香典を包む際に最も気になるのが香典袋に入れるお金の金額ではないでしょうか?
結論から言うと、香典に明確な金額は定められていません
しかし実際のところは故人との関係の深さや参列者の年代によって金額が変わっているます。
例えば故人が親族でない場合は5,000円から1万円、兄弟姉妹の場合は3~5万円、祖父母の場合は2~5万円、親の場合は5~10万円、親戚や叔父・叔母の場合は1~3万円が相場となっています。
参列者の年代が若ければ収入も少ないことが多いため香典の金額は少なくなり、年代が高くなればなるほど香典の金額は高くなる傾向があります。
もしいくら包めば良いか分からない場合は、同じ世代で参列する人に聞いてみるという方法をとっても良いでしょう。

香典の包み方は?どのように持っていけば良いの?

香典の金額や香典袋の書き方が分かったら、今度は包み方です。
多くの参列者や親族がいる中で渡すものですから、適切に香典を包んでおきたいですよね。
お札は新札でないお札か、新札に折り目をつけたものを使用しましょう。
新札を使うと故人が亡くなることを予測して香典を準備しておいたという印象を与えてしまうとされているからです。
内袋にはお札の向きをそろえてお金を入れます
そして外袋を開いた時に、外袋の裏側に内袋の表側が見えるように包みましょう。
外袋は左右を折りてから下を折り、最後に上を折るという順番です。
この折り方は慶事の際の折り方と反対になるので、注意して包む必要があります。

香典は袱紗に入れて持参しよう!

香典は袱紗(ふくさ)に包んで渡すことが基本です。
袱紗はお祝い事でも使用するのですが、葬式で使用する袱紗は種類が異なることに注意しましょう。
お祝い事で使用する袱紗は赤や朱色などの明るい色をしたものを使いますが、葬式では鼠色、紫色、藍色といった暗めの色を使います。
ちなみに紫色の袱紗は慶事でも葬式でも使用できるので、紫色の袱紗を準備しておくと便利です。
袱紗のたたみ方は、中央に不祝儀袋の表側を上にして置いて、右→下→上→左の順に包みます。
最後に右側のはみ出した部分を内側に折って完成です。
袱紗の包み方も香典袋と同様に慶事の包み方と反対なので注意しましょう。

香典を渡すタイミングは?どう渡せば良いの?

持参した香典は、通夜や葬式・告別式の受付で会葬者名簿に記入するタイミングで渡すことが基本です。
香典を渡す時は袱紗から香典を出してから渡すようにしましょう。
袱紗から香典を出したら、両手で香典を持って切手盆などの上へ置いて渡します。
その際、「この度は突然のことでお悔やみ申し上げます」や「この度はご愁傷様です」といった挨拶の言葉を添えて渡しましょう。

まとめ

今回の記事では葬式での香典マナーについて解説しました。
香典もマナーは地域や宗教によって異なるので、事前に知識として知っておいた方が良いでしょう。
とは言っても葬式にいつ参列することになるかは分からないので、分からない場合でも適切に準備できるように、ここで解説した内容を参考にしましょう。
香典袋の書き方のみでなく、お金の入れ方や包み方、袱紗の選び方や包み方も慶事と異なることも述べました。
香典を正しく準備できるようになり、穏やかな気持ちで故人とお別れができるようにしましょう。

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