2019-06-06

エンディングノートの書き方とは?終活について解説

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エンディングノートの書き方とは?終活について解説

この記事の目次

少子高齢化がますます加速している近年、日本では人生の幕引きを早期から考える高齢者が増えています。
相続や葬儀、お墓など亡くなる前から段取りを組んでおくことで、よりスムーズに次の世界へ旅立つことができるでしょう。
今回の記事では、終活とはどのような活動を意味するのかということや、具体的にどのような活動が含まれているのかということについて詳しく解説していきたいと思います。

終活って何?終活とはどのようなことを言うのか?

そもそも終活とは「人生の終わりのための活動という言葉を省略した言葉なのです。
生前に人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉として多くの人に使われるようになりました。

昔は1つの家庭に子どもが5人や10人いるというのが当たり前でしたが、現代では核家族化が進んできたことや、経済的な理由であまり多くの子どもを持たない家庭や、そもそも子どもを産まない家庭、未婚の世帯も増えてくるようになりました。

子どもが多かった時代では、親の介護を子どもたちで分担していたので、子ども1人あたりにかかる負担は少なくて済んだのですが、現代では親の面倒をみる子どもがいなかったり、子どもが両親の元を離れてしまっており介護できない状態という家庭も増えてきました。

そのような背景から親世代は子ども世代にできるだけ迷惑をかけずに老後の生活を過ごし、周囲に負担をかけずに人生を締めくくろうと元気なうちから準備を始めるようになったのです。

終活にはどのような種類があるの?

生前から人生を締めくくる準備を進めていく終活ですが、具体的にどのような行動を指すのでしょうか?

ここからは終活の具体的な内容について解説していきたいと思います。

1.遺言書を書く

終活における具体的な活動として、遺言書を書くということがあります。
遺言書があることで、死後に残された財産の分与方法についてのトラブルを法的に避けることができるのです。
また、財産のみでなく借金も相続の際に問題になることが多いため、事前に遺言書に記載しておくと良いです。
遺言書を正式な書類として認めてもらうためには、適切な記載方法で必要事項がもれなく記載されている必要があります。
自筆でなかったり、署名や日時の記載がなければ、遺言書として成立しない場合もあるので、周囲が必要です。

2.お墓を決める

次に、終活における具体的な活動として、お墓を決めるということがあります。
お墓には寺院の墓地のみでなく、公営墓地や民営墓地といった種類があるので、どのタイプのお墓に入りたいかを事前に決めておくことで、希望の埋葬場所を選べるのです。

公営墓地や民営墓地では宗派が限定されていないため、申請に通れば墓地に入ることができます。
寺院墓地では寺院の宗派とあなたの宗派が合っていなければ入ることができないので、事前に確認が必要です。

その他にもお墓の立地や費用、環境についても実際に墓地を見学することでより死後のことをイメージしやすくなります。
お墓を管理する人にできるだけ負担をかけないように、あなたの意向も大切にしながらよく検討することが大切です。

3.エンディングノートを書く

遺言書とは違い法的な拘束力はありませんが、死後の意思をしっかりとするためにエンディングノートを記載する人もいます。
法的な拘束力がないので、決まった書式や記載内容が限定されていないのが特徴です。

具体的にエンディングノートに記載する内容は、先ほど解説したお墓に関する希望や要望であったり、病気なった時の延命処置の希望の有無、介護が必要になった際に希望することや葬儀に対する希望などを書きます。

終活は亡くなった後の意志表示をするための活動だと考える人も多いですが、死亡した時のことだけでなく、病気や介護により自身で意思表示ができなくなった時のために、生前の元気なうちに意思を表明しておくものでもあるのです。

死亡したときや判断力が無くなった時にあなたに関わる大切な決断を家族に任せるのは、残された人にとって荷が重くなります。
あらかじめエンディングノートを記載しておくことで、家族に判断をゆだねるような事態になっても、家族が混乱することなくあなたに代わって意思を伝えてくれるでしょう。

▼エンディングノートの詳細は下の記事をチェック!

終活に欠かせない「エンディングノート」の基本と選び方【ユニークなアイディア】

生前に葬儀を済ませておく終活「生前葬」とは?

無くなった後の葬儀の準備を生前に済ませる終活は一般的ですが、中には生前に葬儀を済ませておく「生前葬」という終活を行う人もいます。

生前葬は存命中に親戚や知人とのお別れの挨拶を済ませることができるので、まだ元気なうちにきちんと別れを告げておきたいという人には人気の終活です。
手紙や年賀状で挨拶をする人もいれば、葬儀会社や旅行会社が主催する生前葬もあり、様々な生前葬の形態がとられています。

まとめ

今回の記事では、近年話題になっている終活がどのようなものであるかということについて解説してきました。
具体的な終活の方法を知っておくと、生前にどのような準備が必要かイメージしやすいのではないでしょうか?
できる準備はできる時に行って、穏やかな最期を迎えられるようにしましょう。

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