2019-06-06

財産放棄で損をしない相続放棄とは?【簡単に解説】

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この記事を読むのに必要な時間: およそ2分
財産放棄で損をしない相続放棄とは?【簡単に解説】

この記事の目次

「財産放棄と相続放棄の違いって何だろう?」
「相続放棄をする時に損をしないようにするにはどうしたら良い?」
このように、 財産放棄は相続放棄について疑問に思ったことはありませんか?
故人の遺した遺産を放棄する際の法律上の決まりごとを知っておくことや、相続放棄をしなければ損をする場合もあるということを知っておくことは、正しく遺産を管理する上でとても重要です。
今回の記事では、財産放棄と相続放棄の違いや、財産放棄をする際に損をしない相続放棄について詳しく解説していきたいと思います。
故人の遺した財産の正しい手続き方法が分かれば、トラブルを避けながら財産を管理できるようになりますよ!

財産放棄と相続放棄の違いって何?

財産放棄も相続放棄も、故人が遺した財産を放棄するという意思を示す意味では同じです。
しかし、財産放棄をしたとしても、故人が遺した負債を負担する義務は残ったままになります。
相続放棄は、家庭裁判所を通して手続きを行うことで、法律上故人の遺産を放棄したと認められることになるのですが、財産放棄は遺産分割協議書に故人の遺した財産を相続するかどうかという意思を記載するだけで、法律上相続を放棄したことにはならないからです。
そのため、親戚同士で話し合いをして故人の財産の相続の意思を確認するだけであれば、財産放棄という言葉を使用しても良いのですが、財産放棄することを法律上決定するためには、相続放棄の手続きが必要になってきます。
どちらも同じような意味を持つ言葉ですが、裁判所への手続きの有無によって、法律上財産を放棄できるのかどうかが変わってきますので、理解しておくことが大切です。

相続放棄をして損をする場合はどんな時?

相続放棄をすると、財産を引き継がないことになるので、なんとなく損をしそうなイメージはあるかもしれません。
具体的に相続を放棄をすることで、以下のような損をする可能性があります。

1.故人の遺した財産の全てを放棄することになる
2.財産を相続する権利が次の相続人に移ってしまう
3.家庭裁判所に相続放棄の手続きをする手間がかかる

相続放棄をするとこれらのデメリットが発生するので、場合によっては損をしてしまう可能性があります。
これらを理解することで、本当に相続放棄をするのかどうかをよく考えてみましょう。
ここからは、相続放棄をして損をする場合について詳しく解説します。

1.故人の遺した財産の全てを放棄することになる

相続放棄をして損をする場合の1つ目は、故人の遺した財産の全てを放棄することになるということです。
相続放棄をすると故人の財産を全て受け取らないということになってしまうので、故人が多額の財産を遺している場合は、受け取らないことで損をすることになるでしょう。
財産には預貯金のみでなく、不動産や遺品なども含まれるので、生前からどの程度の財産を所有しているのか把握しておくことが重要です。

2.財産を相続する権利が次の相続人に移ってしまう

相続放棄をして損をする場合の2つ目は、財産を相続する権利が次の相続人に移ってしまうということです。
相続放棄をすることで、これらの財産を受け取る権利が次の相続人に移動してしまうことになります。
故人の遺した財産が、自分ではなく他の相続人に渡ってしまうので、結果的に損をすることがあるでしょう。
財産を相続する権利を渡さず、自分で財産を受け取りたい場合は、相続放棄をしない方がお得だと言えます。

3.家庭裁判所に相続放棄の手続きをする手間がかかる

相続放棄をして損をする場合の3つ目は、家庭裁判所に相続放棄の手続きをする手間がかかるということです。
相続放棄は定められた手続きを漏れなく行わなければ、受理してもらうことができません。
そのため、適切な書類を適切に記入し、家庭裁判所に提出しなければならないのです。
仕事が忙しく、書類を入手したり記入する時間が取れないという人には、負担の大きい手続きになってしまうでしょう。 
相続放棄の手続きする家庭裁判所は、故人の最後の居住地が管轄する裁判所でなければならないので、相続放棄の手続きに時間を取られてしまう可能性もあります。 

損をしない相続放棄とは?

相続放棄をすることでこれらの損をする可能性が考えられます。
しかし、これらを踏まえても相続放棄をした方が良い場合もあるのです。
相続する財産の中には、相続人にとって利益になる財産のみでなく、負債となる財産も含まれます。
そのため、あなたが相続人である場合、故人がマイナスの財産を抱えていると、それらも含めて相続することになってしまいます。
そのため、被相続人が亡くなってからは、その人に代わってあなたが夫妻となるの財産も引き継がなければならないのです。
このように相続する人が負債となるの財産を引き継ぐという負担を回避できるように、相続放棄という手段が使えるようになっています。
相続放棄できることで、たとえ亡くなった人が多額の借金を背負っていたり、相続人がその借金の連帯保証人であったとしても、相続放棄をすれば、これらの負債を引き継がなくても済むようになります

まとめ

今回の記事では財産放棄で損をしない相続放棄について解説してきました。
相続放棄をすることにはデメリットが多いように考える人も多いかもしれません。
しかし、場合によっては、相続放棄をしなければ損をしてしまう可能性もあるので、早いうちから相続放棄について考えるようにしましょう! 

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