2019-06-06

葬儀・葬式でのお金の相場はいくら?初めてでも安心な香典の知識

この記事を読むのに必要な時間: およそ2分
葬儀・葬式でのお金の相場はいくら?初めてでも安心な香典の知識

この記事の目次

葬式・葬儀に参列する時に気になるのが、かかるお金についてですよね。

葬儀で包むお金のことは、「香典」と言います。

聞いたことはあるけれど一体どんな意味があるのか、相場はいくらなのかなど疑問を抱えている方も多いかと思います。

今回は葬儀に参列するのが初めての方でも分かるように、香典の意味や相場についてご紹介します。

これから準備を始める方の、ご参考になれば幸いです。

葬式にかかるお金「香典」の由来

香典の由来は、葬儀の負担を近隣のみんなで助けて和らげるという相互扶助の精神です。

日本では昔、葬儀の後に遺族が参列者に食べ物を振舞うという習慣がありました。

葬儀にかかる費用も合わせると負担が大きく、助け合いの精神がなければ成り立たなかったのです。

そこで、登場したのが「香典」です。

故人へのお供え物として、遺族へのお悔やみとして包むようになりました。

香典を包む意味

香典には、2つの意味があります。

  • 故人への線香やお花の代わり
  • 遺族の方へ金銭的な支援

昔は、食事や飲み物の用意を遺族の代わりにするのが香典でしたが、今は違います。

現在の主流は現金で、不祝儀袋に包んで遺族に渡します。

葬儀にかかる費用の支援だけでなく、故人へのお供え物を購入するためのお金として使ってもらいたいという意味合いもあります。

葬式にかかるお金「香典」の相場

香典には、明確な決まりごとはありません。

とはいえ、いくら包めばいいのか全く分からないと不安ですよね。

一般的な香典の相場をご紹介します。

香典の相場は関係性と年齢で決まる

香典の相場は、故人との関係性とご自身の年齢によって決まります。

親しければ親しいほど、相場の金額は高くなります。

無理のない範囲で負担することが大切ですが、あまりに相場とかけ離れていると遺族に失礼にあたるので注意が必要です。

香典の関係性別相場一覧

まずは、親族の場合です。

  • 両親    → 3~10万円
  • 兄弟・姉妹 → 3~5万円
  • 祖父母   → 1~5万円
  • 叔父・おば → 1~3万円

喪主以外の方は、自分の両親であっても香典を包みます。

各関係性の相場に振り幅があるのは、年齢や付き合いの深さによって相応しい金額が変わるからです。

20代の方であれば1万円程度でも十分なことが多いので、年齢に合った金額で調整します。

 

友人や知人の場合です。

  • 友人・知人   → 5千円~1万円
  • 先生や近所の方 → 3千円~1万円

親族ではない場合、相場は少し下がります。

香典の平均的な金額は5千円です。

顔見知り程度の関係であまり多く包みすぎると、遺族の方に気を遣わせてしまいます。

親友や個人的にお世話になった先生には1万円、顔見知り程度の知人であれば5千円と考えておくと安心です。

 

最後に、職場関係の方の場合です。

  • 上司 → 5千円~
  • 同僚 → 5千円~1万円

社会人として、最低でも5千円は包むようにします。

上司の金額の相場に上限がないのは、付き合いの深さで大きく変動するからです。

入社当初から個人的にお世話になっていた上司など、関係性の深い方へは少し多めに包んで感謝の気持ちを伝えましょう。

香典の金額を考える時の注意点

香典の金額は多すぎても、少なすぎてもいけません。

相場を基準に、遺族のことまで考えて用意できるように心がけましょう。

注意点についても、触れておきます。

香点返しに配慮する

香典には、香典返しという慣習があります。

遺族が香典のお礼に返すもので、受け取った金額の3分の1から半分程度が相場になっています。

葬儀で忙しい中、遺族は香典返しのことまで考えて手配しなくはいけません。

一般的な香典の相場を参考に準備を進めるので、水準から大幅に外れた金額を包むと遺族の負担が大きくなってしまいます。

多すぎず、少なすぎずを意識して相場の範囲内で包むようにしましょう。

お札の枚数に注意

香典を包む時は、用意するお札の枚数にも注意が必要です。

お札の数は、1・3・5など奇数の割り切れない数にするのがマナー。

偶数にすると「亡くなった方とのご縁が切れる(割り切れる)」という意味になるので、気をつけましょう。

1万円を包む時は5千円札を2枚ではなく、1万円札を1枚にするなどとにかく奇数で揃えるようにします。

また、不吉な印象の数字にも気をつけます。

4は「死」を、9は「苦」を連想させてしまう数字。

遺族に不快な思いをさせないためにも、不吉なものを連想させてしまう数字は避けましょう。

香典の最低ラインは5千円

香典は、関係性によっては3千円でも良いとされています。

故人との関係が本当に顔見知り程度ならば問題ありませんが、最低でも5千円は包むようにしておくと安心です。

特に40代以降の方は、失礼のないように最低ラインとしてそのくらいを考えておきます。

香典は、故人に追悼と感謝の気持ちを、遺族にお悔やみを伝えるためのものです。

相場を参考にしながら、ご自分の想いがしっかり伝わるような金額を用意するようにしましょう。

関連記事