2019-06-06
葬儀の香典返しの相場は?
この記事の目次
「葬儀でたくさんお香典をもらったけれど、何を返せば良いのだろう?」
「香典返しはいくらぐらいが相場になっているの?」
このように、香典返しの相場や品物について疑問に思ったことはありませんか?
結論から言うと、香典返しの品物や相場には、頂いたお香典の半分程度の金額が相場とされています。
香典の相場を知っておくと、失礼のないように香典返しをすることができますよ!
今回の記事では、葬儀の香典返しの相場について、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、葬儀の香典返しについての知識が深まり、来客とマナーをわきまえた適切な関わりができるようになりますよ!
葬儀の香典返しはいくらぐらいの品物が適しているの?
葬儀が終了し、四十九日の法要が終わってから、14日以内に渡せるようにする香典返しですが、どれくらいの予算で香典返しを準備すれば良いのでしょうか?
基本的に香典返しは、葬儀の際に頂いたお香典の半分程度を予算として香典返しをするのが相場となっています。
例えばお香典を一万円もらった場合は、その半分である5000円程度を目安に香典返しを準備すると良いでしょう。
かといって、5万円などの多額のお香典を頂いた場合に、半額である25000円の香典返しを準備する必要はありません。
多額のお香典を頂いた場合は、その金額の1/3から1/4程度の商品を返したとしても、失礼には当たらないので安心してください。
とは言っても、他の参列者と全く同じ金額の香典返しをお渡しするのは、失礼になる場合があるので、頂いたお香典の半額にはならないものの、ある程度他の香典返しよりランクの高い香典返しをお渡しした方が良いでしょう。
地域による香典返しの相場の違いも理解しておきましょう
ここまでは香典返しの相場が、頂いたお香典の半額程度が目安と解説しました。
しかし、香典返しの相場は地域差があり、関西では頂いたお香典の1/3程度の金額で、関東では頂いたお香典の半額程度の香典返しをするというしきたりもあるようです。
一般的には頂いたお香典の半額程度の商品を返せば失礼には当たらないのですが、地域によってはお香典の相場の目安が異なっている場合があるので、あらかじめ確認しておくと、気持ちよく香典返しがお渡しできるようになるでしょう。
葬儀当日に香典返しをする場合の香典返しの相場はいくら?
葬儀への来客が多数見込まれる場合や、遠方からの参列者がいたり、後日郵送する時間を確保できないという場合は、葬儀当日に香典返しをお渡しすることもあります。
その場合は、参列者がお香典をいくら包んで来るのかがわからないため、ある程度予算を決めて香典返しを準備する必要があります。
その場合は、亡くなった人によってお香典の金額が異なってくることを踏まえて、ある程度お香典の金額を予測して、 香典返しを準備しておきましょう。
葬儀当日に頂いたお香典の金額が、予想していた金額よりも高い参列者もいるかもしれません。
その場合は、他の人と香典返しの品物が同じだと失礼になる場合があるので、四十九日の法要が終わってから、お礼状とともに改めて香典返しを送付することが望ましいでしょう。
香典返しに適した商品はどのようなものがあるの?
香典返しの相場が理解できると、香典返しとしてお渡しする品物について悩むようになるでしょう。
香典返しとして適している品物は、お茶やお菓子、タオルなどの長期的に形に残りにくいものが良いとされています。
後になっても形に残る品物を選んでしまうと、弔事を引きずってしまう印象を与えてしまうため注意が必要です。
これらの品物をお渡ししても全く失礼には当たらないのですが、できれば参列者に喜んでもらえるような香典返しを準備したいものですね。
参列者によって好みや嗜好が異なるので、こちら側の判断で香典返しを選んでも、気に入ってもらえない場合もあります。
そのような場合は、カタログギフトをお渡しして、参列者自身に香典返しの品物を選んでもらうという方法があるのです。
カタログギフトでは香典返し用のものが1500円程度からあるので、手軽に準備することができますし、品物がかさばる心配もありません。
参列者に好きな品物を選んでもらえるので、香典返しを受け取った人の満足度も高くなるでしょう。
カタログギフトの金額設定も幅広いため、多額のお香典を包んで下さった参列者の方にも、その金額に合わせたカタログギフトをお渡しすることができるので、失礼のない香典返しができるようになりますよ。
まとめ
今回の記事では、葬儀で頂いたお香典に対しての香典返しの相場について解説してきました。
基本的な香典返しの相場について理解しておくことは大切ですが、最も重要なのが、地域による香典返しについての考え方を把握しておくことです。
あなたの地域にあった香典返しの相場を理解して、適切に香典返しができるようにしておくと、気分良く参列者と関われるようになりますよ!