2019-06-06
お墓参りはいつ行くべき?おすすめの時期やマナーをご紹介!
この記事の目次
最近しばらくお墓参りに行けてないけれど、タイミングはいつが適切…?
年末やお盆、お正月に参るのが一般的ですが、実はその時期でなくてはいけないという決まりごとはありません。
好きなタイミングで毎日行ってもいいし、年に1回でもいいのです。
大切なのは、あなたのご先祖様に対する気持ちです。
お墓参りに行くことが負担になっては意味がないので、自分の行きたいと思った時に参るのが一番。
今回は、お墓参りを考えている方の疑問を解消できるように、おすすめの時期やマナー・お参りの手順をご紹介します。
お墓参りに行く3つの理由
お墓参りは、ただ拝みに行くことが目的ではありません。
ご先祖様に日頃の感謝を伝えたり、自分の近状報告をしたりとするべきことはたくさんあります。
行く回数は少なくても良いので、お参りする時は時間に余裕を持ってしっかりとご先祖様と向き合うようにしましょう。
ご先祖様に感謝の気持ちを伝える
お墓参りの一番の目的は、いつも見守ってくれているご先祖様に感謝の気持ちを伝えることです。
拝むという行為は神社での振る舞いと同じで、お願い事をするためのものではありません。
自分だけでなく、家族や友人に対する感謝も一緒に伝えましょう。
お経を読むのも大切ですが、ご先祖様が待っているのはあなたの言葉です。
かしこまる必要はないので、内省の意味も込めて自分らしく合掌をしてくださいね。
自分の近状を報告する
お墓参りには、年に数回行く人がほとんどだと思います。
お墓の中には、自分を育ててくれた大切な人の存在もあるかもしれません。
感謝の気持ちを伝えた後は、自分の近状や目標などをご先祖様に報告してみましょう。
きっと、ご先祖様は喜んであなたの力になってくれます。
また、お墓の前で報告をすることで自分の気持ちや考えを整理することもできます。
最近何だか上手くいかないなと感じている人こそ、お墓参りに行ってご先祖様に相談してみてくださいね。
お墓の掃除やお供え物をする
お墓参りに行く時はお供え物を持って、なるべく毎回掃除をするようにしましょう。
定期的に掃除をしてお花やお水を変えてあげることは、ご先祖様へ感謝を伝える行為。
お墓の前に綺麗な生け花があると、遠くから見ても気持ちが良いものです。
お供え物は形式にとらわれず、故人が生前好きだったものを持って行くのがベスト。
ご先祖様に会いに行くつもりで、準備はしっかりとしておきましょう。
お墓参りのマナー
お墓参りに行くタイミングは自由ですが、お参りする時のマナーはあります。
せっかくお参りするなら、ご先祖様としっかり向き合う時間を作ることが最優先。
お墓を管理しているお寺の方に迷惑をかけることがないように、持って行くもののチェックもお忘れずに。
お墓参りに持って行くもの一覧
お墓参りに行く前にチェックしてほしい、持って行くもの一覧です。
- お線香
- お供え物
- 数珠
- お花
- お水
- ろうそくとライター
- 掃除道具
拝むのに必要なお線香や数珠は、必ず持って行きます。
お線香の火を付けるのに必要なろうそくとライターは、意外に忘れやすいもの。
お墓参りセットを作って、一式保管しておくと安心です。
また、ご先祖様の飲み水はお供え物とは別に持って行きましょう。
できればお墓の掃除をして全て綺麗になってから、お供え物をしたり拝んだりするようにします。
落ち着いてゆっくりと拝む時間を設ける
お墓参りで拝む時は落ち着いてゆっくりと、ご先祖様と向き合う時間を設けましょう。
拝む時はお線香を焚いて、まず合掌をします。
数珠は、無くても構いません。
戒名や宗派に基づいたお経を唱えたら、感謝の気持ちを伝えます。
その後はご先祖様と会話をするように、自由に自分の気持ちを伝えましょう。
ご先祖様はあなたのお話を、楽しみに待っていてくれるはずです。
お寺や周りのお墓に迷惑をかけないようにする
お墓の掃除をする時に気をつけたいのが、騒音やゴミの管理です。
掃除ではまず枯れ木をほうきではわきますが、他の人のお墓の敷地内に入らないよう気をつけます。
墓地は、神聖な場所です。
騒いだりゴミを置きっ放しにしたりしてご先祖様を悲しませないためにも、マナーは守ってお墓参りをしましょう。
お墓参りをするタイミングは自由
お墓参りをするタイミングは、本当に自由です。
あなたが行きたいと思った時がベストなので、時期を気にせずお参りして問題ありません。
ただし、時間帯は午前中に行くのがマナーです。
「ご先祖様を最優先する」という意味があるので、できれば朝一でお参りできるように心がけましょう。
お墓参りはご先祖様に感謝の気持ちを伝えるもの【まとめ】
お墓参りをするのに、厳格なルールや決まりごとはありません。
近しい親族のお墓の場合、服装も基本的に自由なので、行きたいと思った時にいつでもお参りできます。
ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるのが一番の目的なので、行く時は時間に余裕を持ってしっかりお話できるようにしてくださいね。