2019-07-07

葬式は仏滅にやるのはNG?相応しい日と避けた方がいい日

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葬式は仏滅にやるのはNG?相応しい日と避けた方がいい日

この記事の目次

「仏滅」といえば、縁起の悪い日で有名ですよね。

結婚式などのお祝い事はこの日を避けるのが一般的ですが、お葬式はどうでしょうか。

仏が滅ぶと書くので、葬儀にも相応しくない印象があります。

でも、実は仏滅にお葬式を行うことには何の問題もありません。

今回は、仏滅にお葬式を行ってもいい理由と、葬儀を行うのに相応しくない日取りについてご紹介します。

葬儀の日取り決めで悩んでいる方の、ご参考になれば幸いです。

仏滅にお葬式を行ってもいい理由

仏滅は、中国がルーツの「六曜」の中の一つです。

仏滅の他には、大安・先勝・友引・先負・赤口があります。

六曜とは暦で六種類に分類されたもので、それぞれに縁起的な意味があるのが特徴。

お祝い事やお悔やみ事など、イベントの日取りを決める時によく参考にされます。

仏滅がタブーなのはお祝い事だけ

仏滅は、六曜の中では最も運気の悪い日と定義されています。

「何をやってもうまくいかない日」と言われており、お祝い事や新しい事を始めるのはタブーだと考えられていることも。

そのため、葬儀も仏滅を避けたほうがいいのではないかと疑問に思われる方が多いのですが、実は全く問題ありません。

お葬式のようなお悔やみ事は、故人を悼んでご冥福をお祈りする儀式。

何かをお祝いしたり、始めたりということではないので、あまり影響が無いのです。

また、仏滅には「全てが滅ぶ」という意味がありますが、滅ぶというのは何かが始まるということでもあります。

故人の死を受け入れて、新たな世界へのスタートを切ると思えば、逆に葬儀に相応しい日であるとも言えるのです。

六曜は仏教には関係がない

縁起を気にする方は多いですが、そもそも六曜と仏教には何の関係性もありません。

宗教的な観点でも、お葬式を仏滅に行うことには何の問題もないのです。

また、最近ではお祝い事の日取り決めでも六曜を気にしないという方が増えています。

古い慣例や言い伝えを気にするよりも、自分たちが好ましいと思う日に行うことが大切だという価値観が広まっているのです。

この価値観はとても大切で、本当に気にするべきことについて考えさせてくれます。

とはいえ、年配の方など、六曜や縁起を気にする方が多いのも事実。

参列者の方に不快な思いをさせないためにも、なるべく慣例に従って日程を汲むのがベストです。

自分たちだけの事ではない場合は周りの人への配慮を忘れずに、日取り決めは慎重に行なっていきましょう。

相応しくないのは仏滅よりも友引

お葬式に相応しくない日は、実は仏滅よりも「友引」だと言われています。

友引は「何をしても勝負がつかない日」とされており、普段はあまり気にかける必要のない日です。

問題なのは、「友を引く」という意味合いの言葉。

言葉のあやでもありますが、故人が「友を一緒に(あの世に)連れて行くのではないか」とうことが危惧されています。

そのため、友引は葬儀の日にタブー視されることが多く、六曜の中では最も相応しくない日だと言えます。

本来、六曜は仏教には関係ありません。

気にする必要はないのですが、念のためと考えたい方は避けるのがベターな選択です。

お葬式の日取りを決めるのに大切なこと

お葬式の日取りを決める時に大切なのは、親族や参列者への配慮です。

六曜は仏教と関係がないので、仏滅や友引に行なっても構いません。

ただし、親族や参列者の中に気にする方がいる場合を考えておくことは重要です。

親族や参列者の考え方に配慮する

親族の中には、六曜を気にせず日取り決めをすることに反対の方もいるかもしれません。

お葬式は、みんなで故人を悼む大切な行事です。

日取り決めは独断で行わず、親族と相談しながらするようにしましょう。

参列者の価値観を汲むのは大変ですが、中には友引に行われる葬儀に参加するのを不安に思う方も居ます。

特に、年配の方は気にする方が多い傾向。

参列者に年配の方が多い時は、なるべく友引を避けて日取りを決められると安心です。

スケジュールは前倒しで決める

親族や参列者の中に六曜を気にする方がいる場合は、なるべく友引を避けることになりますよね。

その時に注意していただきたいのは、スケジュールを先送りしすぎないこと。

理由は2つあります。

  • 故人の供養を先送りするのはタブーだから
  • 遺体の保管状態が悪くなってしまうから

お墓参りを午前中に行うように、先祖(故人)の供養は何よりも優先するべきもの。

六曜を気にして供養を先送りすることは、故人に対して失礼にあたることもあります。

また、遺体は傷むのが早いので、長期間に渡って綺麗な状態で保管するのは不可能です。

故人を美しい状態で送り出すためにも、スケジュールは先送りにせず前倒しで組むことが大切。

親族や参列者の考え方に配慮することは大切ですが、以上の点を踏まえて六曜を気にせず予定を立てていく必要があることも覚えておきましょう。

友引は火葬場が定休日の可能性があるので注意

そもそも、火葬場は友引には営業をしないというケースも多いです。

昔は六曜を気にする方が多かったので、その時の古い慣習が今でも残っているのです。

火葬場がお休みでは、葬儀を行うことはできません。

日取り決めをスムーズに行うためにも、できることならお葬式は友引を避けるのが無難な選択。

六曜を気にする必要はありませんが、こだわりがないのならば慣習に従っておくのが安心です。

どうしても友引に行わざるを得ない場合は、必ず火葬場の営業日の確認をしておきましょう。

お葬式と六曜に関する豆知識

六曜は仏教と何の関係性もないので、本来はお葬式をどの日に行っても問題ありません。

とはいえ、日取りを決めるうえでどうしても気にしてしまう…という方は少なくないですよね。

ここでは、そんな方のためにお葬式と六曜に関する豆知識をご紹介します。

安心してお葬式の準備ができるように、ぜひご参考にしてみてくださいね。

お葬式は大安に行ってもいい

大安は、六曜の中で最も縁起の良い日。

一般的にはこの日に結婚式や引越しを行うことが多く、慶事にふさわしい日として有名です。

そのため、お葬式などの弔事は大安に行わない方がいいのでは?と思われている方もいるかもしれませんが、この日に行っても全く問題はありません。

理由は、仏教と六曜が関係ないからということ以外にもあります。

大安の意味は、「万事に良い日」「一日中吉となる」など。

慶事を連想させることの多い日ですが、「万事」には全ての事という意味があるので、お葬式などの弔事もここに含まれるのです。

大切なお葬式をトラブルなく執り行えるように、大安はそんな思いを叶えてくれるのにふさわしい日かもしれません。

神道やキリスト教も六曜は関係がない

神道やキリスト教も仏教と同様に、六曜とは何の関係性もありません。

そのため、基本的には仏滅や大安を気にする必要はなく、いつでもお葬式を執り行えます。

ただし、どの宗教でも一般的なイメージで六曜を気にする方はおられます

宗教上関係がないからといって独断で判断してしまわないように、周りの方の考え方に配慮しながらスケジュールを組むようにしてくださいね。

また、火葬を行う場合は火葬場の定休日にも注意しましょう。

仏滅だからといってお葬式の費用は安くならない

仏滅は、結婚式などのお祝い事を行う日としては避けられているもの。

そのため、この日に式を挙げると割引があり、費用を節約できるというメリットがあります。

最近では六曜や縁起を全く気にしないという方が増えているので、この取り組みは人気を集めているようです。

しかし、お葬式の場合は残念ながらこういった取り組みは行われていません。

理由は、やはり仏教と六曜は関係がなく、お葬式はいつ行っても問題ないとされているから。

葬儀関係は、いつ行ってもあまり相場が変わらないのが特徴です。

友引の日には「友引人形」を用いることがある

六曜を気にするなら、なるべく避けた方がいいとされている友引の日。

特に年配の方は、参列するのもはばかれると気にする方が多い印象です。

しかし、お葬式は前もって予定を立てられるものではありません。

スケジュールの都合上、どうしても友引の日に執り行わなくてはいけないこともありますよね。

そんな時は、「友引人形」を棺の中に入れて一緒に供養するという手段があります。

友引がお葬式で避けられている理由は、この日に「(故人が)友を一緒に引いていく」という意味合いがあり、友人が道ずれになってしまう可能性を考慮しているからです。

その事態を避けるために友引人形を用意して、身代わりになってもらおうというのが目的。

友引人形は、シンプルなこけしや日本人形のようなものを用いるのが一般的。

葬儀場で用意してもらうことも可能ですが、故人が生前に愛用していた人形があればそれを用いても構いません

迷信のようにも感じるかもしれませんが、親族や参列者の方に安心してもらうためにも有効な供養の方法です。

お葬式と曜日も関係がない

お葬式と六曜は関係がありませんが、曜日はどうでしょうか。

結論から申し上げますと、お葬式と曜日も全く関係がありません。

つまり、お葬式は何曜日に行っても問題がないということです。

ただ、地域によっては「逝去してから4日目に行うのはタブー」とされているところもあります。

これは4という数字が、「死」を意味する忌み言葉であるため。

気持ち良く故人を送り出すためにも、忌み言葉に関連する日は避けるのが慣習です。

また、一般的にお葬式は土日に行うことが多いようですが、これは縁起に関係しているわけではありません。

参列者の方が参列しやすいように、なるべく休日が選ばれているのです。

六曜も曜日も、基本的にはお葬式とは関係がないもの。

お葬式はいつ執り行っても問題ないので、安心してくださいね。

お葬式を行うのに仏滅を気にする必要は基本的になし【まとめ】

仏滅にお葬式を行うことは、何の問題もありません。

避けるべきなのは仏滅よりも友引で、火葬場が定休日な場合もあります。

ただし、本来仏教と六曜には関係性が全くありません。

気にしすぎるのも良くないので、親族や参列者の意見に配慮しながら日取り決めを行なっていきましょう。

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