2019-07-07

お通夜・お葬式の所要時間、喪主と参列者それぞれの時間について解説

facebook
twitter
はて部
LINE
この記事を読むのに必要な時間: およそ4分
お通夜・お葬式の所要時間、喪主と参列者それぞれの時間について解説

この記事の目次

お通夜・お葬式にどれくらい時間がかかるものなのか、開式のどれくらい前に式場へ向かえばいいのか、疑問に思いますよね。

実は、遺族・親族とその他の一般客を比べると、所要時間が大きく異なるのです。

今回は、そんなお通夜・お葬式の所要時間、喪主・遺族と参列者のそれぞれの時間についてご紹介します。

お通夜・お葬式の所要時間は立場によって異なる

お通夜における遺族・親族の所要時間は、宿泊する場合は翌日の告別式までとなります。

宿泊しない場合では、通夜ぶるまいや式前の打ち合わせ等含めて2時間~3時間ほどが一般的です。

また、式場に到着する時刻については、喪主・遺族は、遅くとも開式1時間前までには式場に到着しておくとよいでしょう。

そうすれば、参列客へのあいさつや葬儀社スタッフとの打ち合わせに余裕をもって当たることができます。

一方、遠縁の親族や血縁関係のない一般客として参列する場合は、開式30分前ごろの到着がちょうどよいかもしれません。

その頃には、喪主・遺族は弔問におとずれた親族をひとしきり労った後のはず。きっと、お悔やみの言葉を伝える適切なタイミングに恵まれますよ。

一般客の所要時間は、おおよそ1時間~2時間と到着が遅れる分短くなると考えておけばよいでしょう。

お通夜・お葬式のタイムスケジュール、参列客の動き

所要時間をご紹介したところで、お通夜の流れと、それに合わせた喪主・遺族と一般客の動き方を表にまとめました。

これさえ押さえておけば、お通夜を失礼なくこなすことができるはずです。

 

時間

お通夜の流れ

喪主・遺族の動き

親族・一般客の動き

2時間前

喪主・遺族が式場に到着

式場に一足早く到着。控室で待機する。

 

1時間30分前

通夜前の打ち合わせ

葬儀社スタッフと打ち合わせ。  

式の流れを確認し、喪主は挨拶をするかどうかなどを決める。

 

1時間前

受付を開始

受付役に挨拶する。

受付役は香典を受け取って、記帳を促す。

親族は式場に集まり始める。受付を済ませたのち、遺族に挨拶して、故人に手を合わせる。

30分前

僧侶が到着

葬儀社スタッフが僧侶を導師控室に案内。

その後、僧侶に挨拶するため、喪主と世話役も導師のもとへ案内される。

一般客も式場に集まり始める。

喪主・遺族へは一言哀悼の意を申し伝える程度にして、故人に手を合わせる。

15分前

遺族・親族は着席

祭壇向かって右側の祭壇近くから、故人と縁の深かった順に座る。

喪主、遺族、親族、友人のような順番が一般的。

親族は祭壇向かって右側、一般客は向かって左側に着席する。

左側も祭壇近くから順に、故人と縁の深かった順番に。

開式時間(一般的に18時や19時)

開式の辞、僧侶の読経開始

 

 

10分後

焼香開始

読経が始まってから10~15分ほどすると、葬儀社スタッフの案内で焼香が始まる。

焼香は、着席している席の前から順番に行うのが一般的。

喪主、遺族、親族の焼香が終わると、一般客の焼香が始まる。

40分後

読経終了

 

 

50分後

喪主挨拶

喪主は、参列者へのお礼や 生前の厚遇に対する感謝を述べて挨拶する。

通夜ぶるまいを準備している控室や会場へ向かう。

1時間後

通夜ぶるまいをいただく

通夜ぶるまいの所要時間は1時間ほど。

喪主・遺族は、一般客も気兼ねなく食べられるような雰囲気づくりをするとよいでしょう。

一般客も通夜ぶるまいをいただく。

30分から1時間ほどで体積すると、遺族・親族での時間を邪魔することがなくスマートです。

その後

宿泊

喪主や遺族は、翌日の告別式に向けて控室で1泊するのが一般的。

ただし、忙しい場合や故人との関係が薄かった場合などはその限りではありません。

 

 

お通夜は一般的に18時~19時の開式なので、所要時間を考えればおおよその帰宅時間を計算することも可能です。ぜひご参考ください。

続いては、お葬式の所要時間についてです。

お葬式当日・告別式の所要時間は、4時間半~6時間か、1時間~1時間半

遺族・親族がお葬式当日にかかる所要時間は、火葬や収骨まで含めて4時間半~6時間ほどです。

葬儀社スタッフとの段取りの確認や受付の準備を行うので、遅くとも1時間前には集合するのがよいでしょう。

対して一般客の所要時間は、1時間~1時間半ほど。半分以下の所要時間で済みます。

その理由は、一般客は火葬場へ行かず、告別式が終わって霊柩車を見送ると同時に解散となるからです。

一般客として参列する場合は、お通夜と同様、開式の30分ほど前に到着しておけば無難でしょう。

お葬式当日のタイムスケジュールと、親族や一般客の動き

当日の所要時間について確認したところで、お葬式のタイムスケジュールについて見てみましょう。

火葬にかかる2時間~3時間のうちに精進落としをいただくため、遺族・親族は所要時間が長くなります。

 

時間

お葬式の流れ

喪主・遺族・親族の動き

一般客の動き

1時間前

喪主・遺族は式場に到着

葬儀社スタッフとお葬式の段取り確認、受付の準備を行う。

弔辞・弔電の送り名、読み上げる順番も決める。

 

30分前

受付開始、僧侶への挨拶

僧侶に挨拶するタイミングで、お布施をお渡しするのが一般的。

挨拶へは喪主1人か、喪主と世話役で向かう。

一般客も式場に到着し始める。

到着後は、受付をして着席する。

開式

開式の辞、読経開始

 

 

15分後

焼香開始

お通夜のときと同様、祭壇に近く故人と縁の深い人から順に焼香を行う。

遺族の後に、親族、友人、ご近所さんといった順番で焼香を行う。

50分後

閉式、出棺

導師退場後、棺の蓋を開けてお花や生前の品を手向けてお別れ。

その後、遺族と親族は、バスや自家用車霊柩車の後ろに続く形で火葬場へ向かう(出棺)。

式終了後、お別れに花を手向けるなどする。

一般参列客は、出棺の見送りをするために霊柩車のそばなどで待機。

見送った後は、解散となる。

1時間後

火葬・焼香

斎場に到着したら喪主から順番に焼香を行い、故人を火葬炉に納める。

その後、控室へ向かう。

 

1時間半後~

火葬中、精進落とし

火葬が終了するまでの間、精進落としをいただく。

親族が集まって過ごす時間なので、法要の日程などについて相談しておくとよい。

 

3時間半~4時間半後

収骨

遺族・親族でお骨を拾って、骨壺の中にお納めする。

 

5時間後からおよそ1時間

繰り上げの初七日法要

場合によっては収骨後に式場へ戻り、初七日法要を行う場合も。

 

 

お葬式当日のタイムスケジュールは、以上のようになります。

初七日法要が大変だという方のために生まれたのが、繰り上げの初七日です。

さらに、式中に初七日法要を行う「式中初七日」も一般的となっており、こちらはさらに時間を圧縮することができます。

忙しい親族を駆り立てたくないというお気持ちがある方は、葬儀社スタッフに相談してみるとよいでしょう。

所要時間はお葬式の形式によっても異なる

お葬式の簡便化が進む近年は、新しいお葬式の形式も増えています。

ここでは、直葬、火葬式、一日葬、それぞれの所要時間についてもご紹介します。

直葬の所要時間

最も簡易的なお葬式として選ばれている直葬の所要時間は、2時間~3時間です。

行程としては、火葬場に直接集合して故人を見送った後、収骨を終えるまでの流れとなります。

主に近しい親族のみの参列で済ませることが多いのですが、一般客として訪れたい場合もあるでしょう。

一般客の動きは火葬炉で見送るのみなので、所要時間は30分以下となります。

火葬式の所要時間

顕著に増加傾向にある火葬式の所要時間は、3時間~4時間となるでしょう。

タイムスケジュールとしては、式場で故人との別れを惜しんだ後、火葬場に到着するまででおおよそ1時間。

その後の収骨までの時間を含めて3時間~4時間となることが多いです。

こちらも直葬と同様に一般客としての弔問は多くありません。もし一般客として弔問する場合は、所要時間を30分ほどとみておけばよいでしょう。

一日葬の所要時間

一日葬も増加している形式の1つで、所要時間は4時間半~6時間ほどとなります。

一日葬は、お通夜を省いてお葬式を行う形式。

ですので、一般的なお葬式当日と同じタイムスケジュールで進行します。

一般客の所要時間もお葬式と変わらず、1時間~1時間半ほどとなります。

お葬式の時間や参列にまつわるQ&Aをご紹介

お葬式の時間や参列に関わる疑問と回答をまとめましたので、ご参考にしてください。

Q1.お通夜に遅刻してしまう場合はどうすればいい?

A.立場によって遅刻できる時間が異なります。

訃報は突然知らされるものですので、仕事やプライベートの事情によっては遅刻せざるを得ない場合もあります。

お通夜の場合は、親族であれば、開式から2時間程度の遅刻であれば駆け付ける方がよいでしょう。

そのわけは、通夜ぶるまいを囲う時間が開式後おおよそ2時間までだからです。

ただし一般客として訪れる際の遅刻は、通夜式が終わる時間まで、つまり開式後1時間が限界と考えられます。

通夜式が大体1時間ほどで終了するのでも通夜ぶるまいの前であれば、「忙しい中来てくれてありがとう」と喜ばれることもあるでしょう。

しかし、親族しか残っていないところへ一般客として入っていくのは、できれば避けたいところです。

Q2.お葬式に遅刻する場合は?

A.お葬式の遅刻できる時間も、立場によって異なります。

できれば式に間に合わせたいものですが、親族であれば収骨のみに参加することもできなくはありません。

その場合は、開式後4時間ほどは遅刻できるということになるでしょう。

対して一般客として弔問する場合は、火葬場に行くまでの時間、つまり開式後1時間が限界といえます。

万が一弔問できなかった場合は、後日手紙や連絡を寄越したり、直接家を訪れて後飾り棚に手を合わせるというのでもよいでしょう。

Q3.お香典はどれくらい包めばいい?

お香典とは、参列の際に持参するお悔やみ金です。

親族に包むお香典の相場は以下の通りです。

  • 両親    → 3~10万円

  • 兄弟・姉妹 → 3~5万円

  • 祖父母   → 1~5万円

  • 叔父・おば → 1~3万円

このように、関係性の深さや年齢によって相場は変わってきます。

詳しくは、こちらの記事にまとめましたのでご覧ください。

お香典を渡す基本的なマナーについては、こちらの記事をどうぞ。

まとめ

お通夜やお葬式、近年増えている火葬式などの所要時間についてご紹介しました。

訃報は突然知らされるもの。

ですので、時間に追われるのは遺族も弔問客も同じです。

いざというときに困らないよう、お葬式の流れと合わせて所要時間を把握しておきましょう。

関連記事

人生には、就学や就職や結婚、ときには大切な人との別れなど、
人生の転機になりうる大きなイベントがいくつも存在します。
我々はそういった節目に備えることを「人生を修める活動」縮めて「修活」としました。
修活のススメは、そんなあなたに最適な方法や人生のヒントを提供するメディアです!