2019-08-08

法事にかかる金額の相場|お金には代えられない故人への想い

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法事にかかる金額の相場|お金には代えられない故人への想い

この記事の目次

法事とは、亡くなった方のご冥福を祈り、ご供養をおこなう儀式となります。

法事をおこなうということは、当然、葬式も終わっているでしょう。

法事は、葬式のあとのご供養として何回かおこなわれる儀式です。

その一回の費用としてはどれぐらい必要なのでしょう。

また、法要をお願いする僧侶へのお布施は、如何ほどなのでしょう。

法事に包む香典の相場は?

と、法事に関する金額は謎だらけです。

今日は、法事を主催する側の費用について情報をまとめてみました。

ぜひ、ご覧いただき法事の際にお役立てください。

法事をおこなうまでの流れ

法事は、今日、明日おこなおうと思ってできるものではありません、入念な準備が必要です。

法事をおこなう際にどんなことを準備して、どんなことに気をつければ良いのでしょう。

法事をおこなう日にちを決定

一般的に、法事の日にちというと亡くなった方の命日になりますが、法事というのは遺族、親戚、知人などに集まっていただく儀式となるので、休日になるケースが多いようです。

その場合は命日より後にせず、前におこなうといった習わしがあります。その期間に決まりはありませんが、一ヶ月程度だと考える方が多いようです。

また、六曜(大安・仏滅・友引など)を気になさる方もいますが、六曜は仏教、仏事とは関係がありません。ですが、遺族や親戚の方に気になさる方がいるのであれば避けて考えてさしあげましょう。

法事をおこなう場所を決める

法事は自宅かお寺でおこなうことが多いようです。

しかし、参列者の人数を考慮した場合、自宅でおこなうのが無理なこともあります。

また、お寺でおこなった場合は法要のあとの会食がおこなえない場合もあるようです。

この場合は、法要の後に料亭などの飲食店に移動して会食をするケースもあります。

また、初めから法事を含めて料亭やホテルなどの飲食店、施設でおこなうこともあるようです。

案内状の手配

日にちと場所が決まると案内状を出さなければなりません。

参加する人数を早めに把握して会食の手配もします。

案内状には、ご供養する方の名前と何回目の法事なのか、日時と場所、会食の有無、を記載して往復ハガキ、返信用ハガキを送付して出欠の確認をします。

会食をする場所の手配

法事の出欠の返事がきたら人数の把握ができるので場所を手配します。

人数によっては自宅でおこなうことも可能かもしれません。

その場合は、自宅で食事の準備をするか仕出し弁当などを頼むということもできます。

しかし、参加人数が多数になると料亭やホテルを予約した方が良いでしょう。

料亭やホテルを予約する場合はなるべく早く予約します。

どのような料亭やホテルを選んだら良いか分からない時は、インターネットの飲食店サイトを利用して「法事」「仏事」などと検索すると探すことができるのです。

予約する際には、法事での会食であることを正確に伝えましょう。

法事での食事は仏事なので、目出度いといわれる海老や鯛などの料理はタブーとされているようです。

法事の会食の予算は5,000~10,000円が一般的なようですが、法事はお通夜や葬式とは違い不特定多数の方が参列するものではありません。

主催者側が来て欲しい方だけを選ぶので調整することも可能です。

会食

法事の会食 豆意識

法事での会食は、法要のあとで参列した方に主催側からお礼とご供養の意味を込めてふるまわれる食事です。

会食を設けない場合には、折り詰めやお酒をお渡しするケースもあります。

お料理は寿司、仕出し弁当、会席料理、懐石料理などがあるようです。

寿司の魚はお通夜や葬式の時は使ってはいけない食材となり、巻き寿司や稲荷寿司ですが、四十九日の法事からは海鮮の寿司を使うことができます。

仕出し弁当は、自宅で法事をおこなう際に使われることがありますが、会食をしない法事でも持ち帰れることができるので用意されるようです。

法事での会席料理は、お酒を飲むための料理とされているようです。

料亭やホテルの法事で使われるのはこの会席料理が中心になります。

また、こちらの懐石料理は少量の軽食で、ご飯もの、汁物、炊き合わせ、菓子などが用意されることが多いようです。

会食ひとつをとっても種類がたくさんあるので費用も違ってきますね。

寺、僧侶に連絡

法事をおこなう日にち、場所が決まったら寺、僧侶に法要の依頼をします。

法要をお寺や菩提寺でなく、料亭やホテルでおこなう場合は僧侶に来てもらわなくてはなりません。そうなると、僧侶の予定もあるのでので早めに連絡しましょう。

(※菩提寺とは 先祖代々のお墓がある寺)

供え物の準備・手配

法事にお供えする共花や供え物の準備や手配をしましょう。

法事の際にもお花は飾ることります。

普通はお花屋さんで購入することが多いと思いますが、どれぐらいの花を購入すれば良いのでしょう。

お花を選ぶ際にもタブーとなる物があるのでお花屋さんに聞いてみるといいですね。

一般的な法事の場合は3,000~10,000円が相場になるようです。

これもまた、地域によって違いがあるようなので地元の方におききするのが一番分かりやすいかもしれません。

供え物は、定番のお供え物、ろうそくや線香になります。

その他には、故人が好きだった物、お酒やお茶などをお供えすることもあります。

避けたい物は日持ちしない物の肉や魚、香りの強いネギやニンニク類も控えた方が良いです。

引き出物の準備・手配

法事に来てくださった方にはお返しをします。

法事に参列した方がご供養にとくださった香典のお返しに感謝の気持ちとして引き出物をお渡しするのです。

通常は、いただいた香典の3分の1~半額程度の相場ということですが、香典に包んでくる金額は父母や兄弟意外は10,000円程度が一般的になります。

会食の費用を含めて考えると引き出物の金額は2,000~5,000円程度が妥当だといえそうです。

引き出物の種類

法事にいただいた香典のお返しとして引き出物を渡しますが、予算に合わせて1種類か2種類以上の品物をセットで用意。

たとえば、予算が2,000円なら2,000円の品物を1種類、1,000円の品物なら2種類のセットになります。

通常は1種類で問題はないようですが、地域によってお返しの仕方が異なることもあるので事前に確認しておきましょう。

また、渡し方としては、ご夫婦2人でお供えをお出しいただいた場合は、ご夫婦に1つの引き出物をお渡しすることで良いようです。

引き出物の品物は重くない物が喜ばれますよね。

また、お悔やみごとのマナーとして「消え物、形に残らない物」を選ぶこととされています。

よく見かけるのはお茶やお菓子、お酒などがありますね。

法事での引き出物は結婚式とは違い、残らない物が良いといわれていますがお菓子やお酒などは好みがあります。

そのような点を配慮して最近の傾向としては、相手に好きな物を選んでもらえるカタログギフトが人気なようです。

カタログギフトなら、持ち帰る時にもかさ張らず、重くもなく重宝かもしれませんね。

お布施を準備

法事で法要をしてくださる僧侶へのお布施を準備します。

その際には、交通費の「お車代」会食の参列を遠慮された場合は「御膳代」も添えるようです。

しかし、お布施の金額に決まりはありません。

お布施は、お経を読んで頂くことの対価や謝礼ではないとされています。

私たちが、僧侶やお寺にお布施をお渡しするのはお経を頂くこと、故人を供養してもらっている対価、謝礼のような感覚ですが、実際は違うようです。

お布施というのは、ご本尊様に捧げるもの、そのお布施で寺の維持や活動ができているということになります。

ご本尊様をお守りするためのお布施となるので金額に決まりはありません。

それでも悩んでしまいますよね。

よく聞く話では、僧侶に直接お聞きすると「お気持ちで結構です」という答えが返ってくるようです。

どうしても不安だという場合は直接、寺や僧侶に尋ねてみるのは失礼?思ってしまいますが、そのようなことはないようなので気軽に尋ねてみると良いかもしれません。

お布施の相場

法事のお布施は法事の種類によっても変わってくるようです。

・祥月命日 5,000~10,000円

・四十九日、一周忌 30,000~50,000円

・三回忌以降 10,000~50,000円

これに、上記にある「お車代」「御膳代」をプラスしてお布施としてお渡しすることが礼儀とされています。この費用が5,000~10,000円程度だということです。

また、この「お車代」は遠方から参列してくれた親戚縁者の方にもお渡しするケースもあります。

費用を計算

ここまで、法事にかかる費用を色々見てきましたが、相場はあってないといえます。

それは、法事の規模がそれぞれ違うようで一概にイクラとは言えないからです。

ですが、反対に考えると、最初に大まかな予算を決めてしまうこともできます。

たとえば、予算が1,000,000円ならばそれなりに、500,000万円でもそれなりにおこなうことができるということです。

もし、法事を本当に親しい人たち7~8人程度なら自宅でおこなえるかもしれません。

または、20人になるか30人になるかで予算は変わってきます。

参列者はお香典をくださるので、だいたい1人10,000円平均だと予想することができると思います。

法事をおこなう場所(会場)、食事、共花・供え物、引き出物、お布施代などを合わせた金額とお香典でいただいた金額が同じぐらいなら余計な出費とはなりませんが、そうはいかないようです。

実際、目安としては1人10,000円でおこなうことが多いとされています。

つまり、10,000円×招待した人数。

この10,000円の内訳は、食事代(飲み物込み)が6,000~7,000円、引き出物代が2,000~3,000円。

ほかの、場所代、共花・供え物、お布施代は参列者にかかる費用とは別な予算として計算しなくてはなりません。

法事をおこなう際はこの予算があるか、または親族との関係性は良好かなどを考慮しましょう。

ちなみに、香典やお供え物等を辞退するというケースもあるそうです。

まとめ

法事は亡くなった方のご冥福を祈りご供養する儀式になります。

とはいえ、お金、費用がかかるのも事実です。

中には「法事ってやらなければいけないの?」と思う人もいるでしょう。

法事をおこなう意味は、故人のご供養ばかりではなく故人と関係のあった知人、親類などが年に一回、または数年に一回集まり、故人の話をしながら故人を偲ぶ場でもあります。

つまり、故人とつながりのあった人たちの絆を深め、残された家族が安心する場だともいえるのではないでしょうか。

とはいうものの、法事をおこなうことが法律で決められているわけではありません。

法事をおこなうか、おこなわないかは地域的な慣習、家族の慣習が根本にあるようです。

法事は形ではなく、故人を想う気持ちが大切なのではないでしょうか。

 

 

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