2019-09-09

熟年離婚の背景|終活を準備する年齢層の離婚

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熟年離婚の背景|終活を準備する年齢層の離婚

この記事の目次

突然ですが、既婚者の皆さんは離婚したいと思ったことがありますか?

どんなに愛し合って結婚しても、きっと1度や2度はお互いのパートナーにムカつき「離婚してやる!」と思ったことのある人はたくさんいますよね。

でも、思うのと実行に移すのではだいぶ事情が変わってきます。

特に、ここ数年、熟年離婚などという言葉がトレンドのように扱われているようです。

熟年離婚とは、長く連れ添った夫婦の離婚。

そして、熟年離婚の場合は女性である奥さまの方から離婚を切り出すイメージがありますが、実は男性である旦那さまから切り出すケースが増えているのだとか。

長年連れ添った夫婦が熟年離婚したいと切り出す、その決心の裏には何か隠れているような気がします。そこに隠れているモノは果たしてどんなことなのでしょう。

今日は、熟年離婚を決心した奥さまあるいは、旦那さまがどんな思いから離婚を決意したのかを探った記事になります。

ぜひ、ご覧になり今後の離婚の際にお役立て頂きたいと思います。

離婚をしたいと思う時

男性と女性では根本的に価値観が違うため、お互いを理解しているつもりでも結婚してしばらく経つと、その違いが少しずつ少しずつ「蓄積」されてきて、ある日突然、我慢ができなくなりませんか?

世間一般的には、離婚の決定的な理由として夫の浮気だったり妻の不倫だったりとあるようですが、熟年離婚の場合はその「蓄積」こそが1番の原因なのではないでしょうか。

離婚の理由

離婚の理由は様々なことがあるでしょう。

まず、1番最初に思い浮かぶのは浮気ですよね。

そしてやっぱり、浮気をするのは圧倒的に男性、旦那さまがしてしまうことが多いのではないでしょうか。

浮気

男性はなぜ、浮気をしたがるのでしょうか。

よく聞く心理としては「どんなに美味しくても毎日ステーキを食べるのは飽きるから、たまにはラーメンやお茶漬けが食べたいのと同じ」なんてありますよね。

つまり、飽きてきたということ?

男性は、彼女や奥さまに飽きてきて他の女性に走るのでしょうか。

女性が浮気する場合もありますが、昔は女性の浮気は相手を本当に好きになってしまうことが多かったようです。

最近は、SNSの普及で出会いのチャンスが‛わんさか‚ありますからね。

女性も昔ほどは罪悪感なく軽い気持ちから浮気するケースが増えているようです。

価値観が違う

最初は良かったのです。

ちょっとくらい意見の違うことがあっても、人はみんな考え方も育ってきた環境も違うのだから多少の価値観の違いはある、なんて。

でも、一緒に暮らし始めて数ヶ月経つと、出てくる出てくる価値観の大違い!

つまり、性格の不一致ですよね。

個人的には1年ぐらい同棲後の結婚をおすすめしたいと思います。

お金を入れてくれない

浮気も困りますが女性は子供ができると浮気には多少、寛大になります。しかし、お金を入れてくれないのにはホトホト困ります。

お金を入れてくれない理由にも様々ありますが、一般的にはギャンブルや飲酒で旦那さまがお金を使ってしまうこと。

また、それにより職に就いていないケースも考えられます。

DV ドメスティックバイオレンス

暴力です、これもはもう、離婚しなくてはいけないでしょう。

暴力にも色々ありますが、肉体的な暴力、言葉の暴力、最近ではモラハラなんて言うケースもあります。

離婚の理由として、肉体的な暴力を訴えることが多いようですが、暴力を振るっていたことを素直に認める人はいないようで写真などの証拠が必要

子育てに非協力・意見の相違

女性の「ワンオペ」問題、どうにかなりませんかね。

女性は、育児中に夫の何気ない一言で熟年離婚を準備すると言います。

子供の教育問題でも意見は食い違うようです。

・その原因

そうです、妻は子供が生まれた直後から熟年離婚を温めているのでした。

産後クライシス⇒ 赤ちゃんを出産後、一気に夫婦仲が悪くなること

産後のママさんは、赤ちゃんを死なせてはいけない、何かあってはいけないと必死に育児しようとします。

その上、出産によるホルモンバランスが崩れているため非常に神経質に。

そうなると、生活は赤ちゃん中心になり夫のことにまで目が行かなくなり、むしろ、何も手伝おうとしない夫の態度にイライラ。

夫は夫で、仕事で疲れて帰るのに妻は子供のことばかり、自分への気使いは一切ナシ。

それが積み重なり、離婚に至らなくても熟年離婚の心の準備が始まるようです。

この段階で、離婚の危機は逃れられたとしても結婚を後悔するケースはお宅だけではないようですよ。

熟年離婚

熟年離婚

熟年離婚とは、長い間連れ添った夫婦が離婚すること。

この熟年離婚の決意に隠れたモノ、実は終活です。

長い間、夫や舅、姑たちに仕え、耐えに耐えていた気持ちにプッツンしてしまい、人生の終わりぐらいは自分らしく生きたい、私の人生はこんなはずではなかった。

女性はいきなり離婚を切り出すのではなく、ジワジワと熟年離婚を準備。

終活のための熟年離婚

なぜ、熟年離婚が終活につながるのでしょう。

熟年離婚とは、長く連れ添った夫婦が離婚することですが、長く連れ添った期間は20年以上程度を言うようです。

結婚する年齢は、最近ではかなり高くなっているようですが、それでも20~30歳として長く連れ添うと40~50歳以上にはなっているでしょう。

40歳ではまだ少し早いかもしれませんが、そろそろ終活を考えてみても良い年齢でもあります。

終活とは、自分の死と向き合い、最後は自分らしい生き方、自分らしい人生を送るための準備。

だからこそ、熟年離婚を考えるということは終活の準備でもあるわけです。

こんなはずではなかった

毎日がバラ色の人生だなんて思って生活している人はいるのでしょうか。

あなたを取り巻くあらゆることに後悔はありませんか?

その後悔の原因は、パートナー以外の家族のことかもしれませんし、健康のことかもしれません。

今や、人生100年時代などと言われていて、現在60歳でも70歳でもあと30年以上は生きる、生きていく可能性があるのです。

その30年以上を自分らしく生きるための準備が熟年離婚の理由に。

夫と同じ墓に入りたくない

一般的には、婚姻関係にある夫と妻は一緒の墓に入るべき的な考え方があるようです。

しかし、法的な決まりはないことをご存知ですか?

そうはいえ、夫婦でいる以上、どちらかが亡くなったら普通は夫の代々の墓に入れられてしまいます。

そこで、妻たちは「そんなの嫌!」となり、熟年離婚を考えるようです。

そうなのです、離婚しない限り、必然的に死後も夫婦一緒ということに。

財産分与

特に仕事をしてないという専業主婦の人は、自分のお金がありません。

どんなに頑張ってヘソクリしたとしても老後1人で生活できないのが世の常。

そこが、専業主婦の弱みでもあります。

専業主婦の仕事である家事も考え方によりますが、年収にすると300~500万円ぐらいになるのではないでしょうか。

夫婦には夫婦として築き上げてきた財産があります。

それは、たとえ、夫が働いてもらってきた給料とはいえ、夫婦共有の財産なのです。

離婚したとしても夫婦共有財産として分割される制度があります。

夫婦共有財産は原則として折半されますが、双方の合意のもと分割割合を変更することもあるようなので、離婚の前に良く調べて置く必要が。

熟年離婚のきっかけが夫の退職時になるケースも多いようです。

ですが、気をつけなければいけないことが、それは、夫(配偶者)がまだ退職前だと、退職金は確実に得られる財産だと言えないようです。退職まで、まだ10年以上あるケースはあてにはできません。

一方、退職が間近だったり、もうすでに支払われているケースでは財産分与になるのでご安心を。いずれにしても、お金のことはシビアに慎重に調べて置く必要があります。

年金

年金に関しては「年金分割」という法が改正されたのですが、それが有効なのは厚生年金、共生年金にあたるものだけとなるようです。

この厚生年金、共生年金に加入する配偶者のパートナーとして離婚した際は、専業主婦(夫)だった期間の年金は合意が必要なケースで2分の1。(合意分割)

合意が要らないケースでも2分の1、受け取ることが可能。(3号分割)

慰謝料

慰謝料というのは、離婚すれば何でももらったり、払ったりするものではないようです。

熟年離婚の場合も、ただ価値観が違う、性格が合わなかっただけでは慰謝料の対象にはなりません。

では、決定的な理由が必要なのでしょうか?

熟年離婚まで我慢してきた理由、それなのに理由なんて…。

我慢に我慢を重ねてきただけ、色んなことが蓄積したんだ!と、思ってしまいますよね。

でも、慰謝料がもらえるなら理由を探してみましょう。

・不倫・浮気

・DV・モラハラ

・セックスレス

・同居義務・扶助義務の放棄

これらには、証拠が必要です。

写真、診断書、領収書などは大切に保管しておきましょう。

借金

熟年離婚する年齢の夫婦なら、一軒家くらい持っているかもしれません。

でも、その家にはまだローンが。

財産分与として借金がある場合は、夫婦2人に関わる財産を精算します。夫婦として抱えた借金が100万円あれば夫婦で半額ずつの50万円ずつ支払うことになります。

ですが、どちらかがギャンブル等で作った借金の場合は借金を作った本人に解決してもらう傾向があるようです。

まとめ

どうですか?

熟年離婚する決意は固まりましたでしょうか?

本当に、長く連れ添ったパートナーにはうんざりすることがたくさんあり、離婚したい。

それでもどうにか我慢して30年、40年と一緒に過ごしてきたわけですが、人生の終わりが近づいてきた今だからこそ離婚をして自分らしく生きたい...。

「こんなはずじゃなかった」

そんな後悔はもう、やめにしませんか。

人生の終わりなんてまだ決まっていません。

熟年離婚するにせよ、まだ夫婦としてやっていくにせよ、これから先の人生を楽しく自分らしく過ごすために、終活の準備をすることで自分の本心が見えてくるでしょう。

離婚したいと思う人はたくさんいるようですが、天国と地獄の分かれ道は自分自身の心の持ちようなのかもしれません。

 

 

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