2019-10-10

遺品整理士になりたい!【資格の取得方法や開業・副業・独学の難易度】

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遺品整理士になりたい!【資格の取得方法や開業・副業・独学の難易度】

この記事の目次

遺品整理士は、高齢化が進む日本で注目を浴びている資格です。

残された家族に寄り添い、大切な遺品を整理するためのアドバイスを送れるプロフェッショナルとして、これから活躍できることは間違いありません。

しかし、まだまだマイナーな資格なので受験するのに条件はあるの?独学でも取得できる?など、疑問点はたくさんありますよね。

そこで今回は、遺品整理士の資格の取得方法や難易度についてまとめてみました。

資格を取得するのにかかる費用や仕事にしていく方法についてもご紹介しているので、遺品整理士に興味のある方はぜひご一読ください。

遺品整理士とは

遺品整理士とは、遺品を整理してどうするべきかをアドバイスできる人のことです。

人の死に寄り添う大切な仕事で、専門的な知識が必要になります。

まずは、遺品整理士の基本情報についてのご紹介です。

協会が認定している民間資格

遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が運営している民間資格です。

国家資格ではないので特殊な受験資格などはなく、取得の難易度は比較的低いのが特徴。

講座の受講から受験(レポート提出)まで在宅でできるので、年齢を問わず人気を集めています。

この資格を取得すると遺品整理士として活躍できるのはもちろん、本業のスキルアップに活かしたり副業として取り組んだりと、さまざまなキャリアプランを選ぶことが可能に。

最短、数ヶ月での取得が可能な手軽さも人気な理由の一つになっています。

遺品整理のプロフェッショナル

遺品整理とは、故人の大切な所有物を整理して仕分けすることです。

ただの片付けではなく、遺品の取り扱いに関する専門的な知識が必要になります。

遺品整理士ができること一覧はこちら。

  • 遺品の整理と仕分け
  • 遺品の回収と供養、処分
  • 遺品の適切な価格での買い取り

主な業務内容は上記の通りですが、それぞれに適切な知識と対処法が必須となっています。

この他にも、終活の手助けをしたり生前整理を請け負ったりと、遺品整理に関するプロフェッショナルであることが求められるのです。

残された家族へ想いを受け渡すのも役目

遺品整理士には、残された家族へ故人の想いを受け渡すという役目があります。

故人が大切にしていた遺品を見つけて家族へ届けたり、適切な使い道を提案したりするからです。

遺品整理士は人の死に関わる仕事なのでマイナスなイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。

忘れかけていた思い出を引き出したり、故人の家族に対する生前の想いを伝える大切な仕事です。

ただの片付け業者ではなく、人と人を繋ぐ素晴らしい職業であるということを覚えておいてくださいね。

遺品整理士の資格を取得する方法【費用・独学】

遺品整理士の資格を取得するには、専用の講座を受講する必要があります。

難易度はそれほど高くありませんが、在宅でしっかりと学んでいく姿勢が大切です。

ここからは、遺品整理士の資格を取得する方法を費用と一緒にご紹介します。

協会の講座に申し込む

遺品整理士になるには、一般社団法人遺品整理士認定協会の講座に申し込まなくてはいけません。

ユーキャンなどの通信講座などはなく、資格を取得する方法はこのルートだけです。

講座への申し込みは、電話かWEBより行います。

受講する(資格を取得する)のにかかる費用はこちら。

  • 入会金…25,000円
  • 会費(2年間有効)…7,000円

入会金と会費を合わせて、約32,000円が必要になります。

会費は2年間有効なので、2年ごとに更新料を支払う必要があるので気をつけましょう。

安い金額ではありませんが、一般的な民間資格に比べると良心的な費用になっています。

届いた教材で勉強する

遺品整理士の講座は、専用のテキストを用いて在宅で行います。

受講申し込みを行うとテキスト一式が届くので、自分のペースで勉強を進めていきましょう。

届く教材の種類はこちら。

  • 教本
  • DVD
  • 資料集

それぞれ、遺品整理に関する専門的な知識が勉強できる内容になっています。

これらに加えて1冊の問題集も届きますが、これは課題レポートの参考にするためのものです。

課題レポートを作成して提出

教本や資料集、DVDでの受講(勉強)が終了したら、課題レポートを製作します。

課題レポートは届いた問題集を参考にして作成し、郵送かWEBで提出すればOKです。

この課題レポートが試験の代わりになるので、受験で会場まで足を運ぶ必要はありません

受講からレポート提出まで全て在宅でできるので、高齢の方や地方にお住まいの方でも安心です。

また、レポートの提出期間は2ヶ月ですが、間に合いそうもない場合は期間を延長することもできます

期間の延長は協会に連絡をすれば無料でできるので、安心してくださいね。

合格すれば認定証が発行される

レポートを提出してから合否結果が出るまでの期間は、約2ヶ月です。

合格すると認定証が発行されるので、その日から正式に遺品整理士を名乗れるようになります。

さらに、合格者には今後の活動に役立つ資料のプレゼントも。

遺品整理士としてのキャリアの道はたくさんあるので、自分に合った方法で業務を行っていきましょう。

受講の申し込みをすれば独学で取得できる

遺品整理士の資格は、独学で取得できます。

ここでいう独学とは専門学校などに通う必要がなく、一人で勉強できるということ。

レポート内容は問題集を参考にしながらなので難しくなく、在宅で製作できるので難易度は低い傾向にあるからです。

ただし、講座を受講せずにレポートだけの提出はできません

必ず協会の講座を受けないといけないので、気をつけましょう。

遺品整理士を仕事にする方法

遺品整理士として活躍する道は、たくさんあります。

これからの時代に欠かせない職種なので、開業して成功できる可能性も無限大。

それでは、遺品整理士を仕事にする方法についてご紹介します。

開業する

一番多いのは、遺品整理士として遺品整理の業種で開業するケースです。

個人事業主としてまずは一人で始めたり、法人として従業員を雇って会社を立ち上げたりと、開業する方法はいろいろあります。

また、既に遺品整理業で開業をしている人が、働きながら資格を取得するケースも多いようです。

実は、遺品整理業を始めるのに資格は必須ではありません

先に開業をしてから、資格の取得を目指してもいいというわけですね。

開業後に仕事を受ける方法ですが、最近は小さな事務所を構えてインターネットで営業をかけるのが一般的。

インターネットを利用しない高齢者層に向けてチラシを作ってポスティングしたり、地域の葬祭会社と提携して宣伝してもらったりと地道な営業も必須です。

副業として

最近は、週末起業が流行っています。

週末起業とは、本業とは別に休日(週末)のみ副業を行うこと。

副業の負担が少なくちょっとした気分転換になったり、お小遣い稼ぎができることで人気を集めています。

この週末起業として、遺品整理士の資格を取得して副業を行うことも可能です。

遺品整理士の資格を副業として活かす方法はこちら。

  • 一人で遺品整理業務を行う
  • 遺品整理業者にアルバイトで雇ってもらう
  • セミナーなので遺品整理に関する知識を広める

まずは、一人で実際に遺品整理業務を行う方法です。

少し難易度の高い方法ですが、休日を上手く利用すれば不可能ではありません。

ちょっとしたお手伝い程度を募集している人向けに営業をするのがおすすめです。

一番難易度の低い方法として、遺品整理業者にアルバイトとして雇ってもらうこともできます。

アルバイトのメリットは、ノーリスクで始められてすぐに稼げること。

経験を積んで独立・起業をしたい人にも最適です。

また、人前で話すのが得意な人はセミナーを行うという方法もあります。

遺品整理士としての知識を人に伝えて、終活のお手伝いをするのです。

いきなり一人で業務に取り掛かるのは不安、人に伝えることを仕事にしたいという方に向いています。

現在のお仕事に役立てる

遺品整理士の資格は、他の仕事に役立てることもできます。

遺品整理士と相性の良い職業はこちら。

  • 医療・介護関係
  • リサイクルショップ運営
  • ハウスクリーニング業者

医療・介護関係は、高齢者に寄り添う機会が多い職業ですよね。

遺品整理士として直接仕事に活かせるわけではありませんが、知識があれば高齢者の相談に乗ったり悩みを解決したりすることができます。

老人ホーム勤務の場合は、遺品整理に直接関わることもあるので役立つこと間違いなしです。

リサイクルショップを運営している人も、相性は抜群です。

理由は、遺品整理では遺品の回収や買い取りまで行うので、そのまま自分のショップで販売することができるから。

適切な値段での買い取りもできるので、お客さんからの信頼もばっちりです。

また、ハウスクリニーング業務の一環として遺品整理を行うのもおすすめ。

清掃の経験と知識を活かして、遺品整理をスムーズに進めることができるからです。

他にも、遺品整理士の資格が活かせる職業はたくさんあります。

これからの時代に需要が高くなっていく業務なので、自分の仕事にどう活かせるか考えてみてくださいね。

遺品整理士に関するよくある質問

遺品整理士はまだまだマイナーな職業なので、気になる点はたくさんありますよね。

実際の労働の過酷さや資格に関する情報収集などは、よくある質問です。

最後に、遺品整理士に関するよくある質問にお答えします。

遺品整理士の仕事はきついって本当?

遺品整理業はよく誤解されがちですが、特殊清掃とは違います。

特殊清掃とは、事件や事故で死亡した人の家や部屋を掃除すること。

特殊清掃は肉体的にも精神的にも過酷ですが、遺品整理業はそこまで過酷な業務内容ではありません。

感じ方は人それぞれですが、遺族に故人の想いを伝えて喜んでもらえる、やりがいのある仕事です。

遺品整理士の資格に関する資料請求はできる?

一般社団法人遺品整理士認定協会への電話、もしくはWEBからできます。

資料請求は無料です。

遺品整理士になるための方法と難易度【まとめ】

遺品整理士はマイナーな職業(資格)ですが、これからの時代に欠かせなくなっていくことは間違いありません。

特別な受験資格はないので、誰でも今から挑戦することが可能です。

資格に関する資料請求は無料でできるので、まずは気軽にお取り寄せから始めてみてくださいね。

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