2019-10-10
夫と離婚するには何から準備すればいいの?|子どもとの関係・別居も解説
この記事の目次
離婚、簡単にできそうでできないのが離婚です。
皆さんは、結婚していますか?しているとしたら離婚したいと思ったことがありますか?
いくら離婚したいと思っても発作的にするものではありませんよね。
何回も離婚したいと思い、どうしても我慢ができなくなったとき、それが離婚を切り出すときでしょう。
離婚を切り出すのって女性からが多いような気がしますが実際のところはどうなのでしょう。でも、世間話や芸能界ではよく聞く離婚話ですが、実際のところどうやって離婚するの?離婚するにはどうしたらいいのか分からない!
ご安心ください、この記事ではそんな離婚するには?の方に離婚するまでの具体的な方法を解説していきます。
ぜひ、ご覧くださいね!
離婚を決意するまでの原因
世間にはごまんという既婚者がいます。
その中で、離婚をしたいと思うなんてきっと辛いことがあったのでしょうね。
数あるご縁の中で選びに選ばれたであろうと思った2人に一体、何があったのでしょうか。
離婚の原因も人それぞれです。
離婚の原因についてはこちらを読んでいただけると幸いです!
離婚原因ランキング10位までを解説 あなたは当てはまる?の記事はこちらから▼
【関連記事リンク】離婚原因ランキング10位までを解説|あなたは当てはまる?
以上のような原因から離婚を決意したのでしょう。
それでは、離婚するには何から始めたらいいのでしょうか。
まずは話し合い
離婚を望んでも、相手が応じなければ離婚はできません。
まずは、話し合いをしていきましょう。
上記にある離婚原因を相手に突き付けて、もう我慢できない旨を説得します。
でも、離婚したくないと思っている相手は決して折れないでしょう。
そこで、負けてしまったら前には進めません。
ここでは、論理的な方法を解説します。
性格の不一致で離婚するには
「お互い生まれ育った環境が違うため考え方に違いがあるのは仕方のないこと。
でも、これ以上お互いを尊重しあえずに一緒にいることは無意味であること。
お互いを尊重するために離婚しましょう。」と伝えます。
金銭感覚の違いで離婚するには
「あなたの金銭感覚ではこの先、生活していけなくなるのはみえみえ。
私と子どもを飢え死にさせたくなかったら離婚しましょう。
今ある財産は半分もらっていきます。」と伝えます。
モラハラで離婚するには
相手にモラハラを受けていた場合は、きっと話し合いには応じないでしょう。
協議離婚にも応じるとは思えないので家庭裁判所の「離婚調停」を申し立てることをおすすめします。それには、相手のモラハラの実態、証拠となるものがあると有利なので相手との会話の録音やメモ、日記などをつけておくと良いでしょう。
浮気で離婚するには
離婚原因では浮気も多いようです。
ですが、カッとなっていきなり離婚をしてはいけません。
もしかしたらあなたの思い違いかもしれないし、そんなことで離婚してしまったらあなたも後悔するはずです。
そして、ここが大事なところです。
浮気が事実なら、証拠をつかみましょう。
浮気をされて証拠があれば慰謝料を請求できるのです!
辛い思いをしたのですから慰謝料をもらう権利だってあるはずですよね。
できるだけリアルな証拠写真を確保しましょう。(肉体関係など)
相手がマザコンで離婚するには
これも悔しくて腹が立ってしょうがないケースです。
しかも、なかなか実態を明かすのが難しそう。
マザコン夫は自分ではマザコンだと思っていないことが多く、母親が大好きで頼りにしていることを悪いことだとは思っていないようです。
協議離婚や離婚調停では話し合いでお互いに納得すれば、離婚は可能です。しかし、お互いに納得すればが条件なのです!
このようなマザコン夫はとても納得するとは思えませんね。
そうなると、離婚裁判という方法になります。
離婚裁判で離婚するには、マザコン夫のせいで夫婦関係が破綻して夫婦生活の継続が難しいということを証明しなければなりません。
これも、義理母や夫の会話などを録音しておくという方法が使えるかもしれません。
あるいは、しばらく別居してみるという方法もあります。
裁判では長期的な別居が離婚を認められる理由になるようです。
離婚するには手続きが必要?
離婚するには手続きが必要です。
どんな手続きがあるのか見ていきましょう。
協議離婚
これはごく一般的な離婚の場合に使われる手続きです。
ようするに話し合いですんなりと離婚できるケースはこの協議離婚となります。
離婚調停
上の話し合いによる協議離婚ができなかった場合に家庭裁判所で調停という手続きを取って離婚を進める方法です。
協議離婚ができなかった場合だけではなく、最初から協議離婚が難しいと思われるケースでも調停を申し立てると言うこともあります。
家庭裁判所では調停委員を仲介人として話し合いをする手続きを調停と言います。
家庭裁判所の調停で、離婚するのかしないのか、すると決まれば親権や養育費、財産分与や慰謝料などの離婚条件について話し合われます。
離婚裁判
家庭裁判所の調停においても話がまとまらなかった場合、それでもなお離婚したいなら裁判に持ち込むことができます。
その方法が離婚裁判と言います。
裁判になると裁判官が法律と照らし合わせながら夫婦の離婚が可能なのか不可能なのかを判断されることになります。
そこまでの、協議離婚や調停離婚は主に話し合いによる手続きでしたが、離婚裁判の場合はは大きく異なるようです。
つまり、法律上の離婚原因があるかないかで結果が変わってくるということになります。
例えば、夫の暴力がひどく、その証拠があるなどという場合は法律上の離婚原因です。
法律上の離婚原因があれば離婚できるし、なければ離婚できないという悲惨な結果になってしまうのです。
このようなことにならないためには、話し合いで離婚できるように離婚条件等で相手側の主張を尊重しなければならないことも視野に入れておきましょう。
離婚するためには準備が必要!
ただ離婚する離婚すると騒いでいても現実問題をクリアしないことには前には進めません。
離婚すると言って家を出て行ったもののどこにも行くところがなかったら大変です。
離婚するには住む部屋が必要
そうです、実家が受け入れてくれれば良いですが、実家には帰りづらい人もいますよね。
まずは1人で、あるいは子どもと暮らせる家か部屋を探さなくてはなりません。
離婚するにはお金が必要
家・部屋を探すにもお金がないと住むことはできません。
住居だけではなく、お金がないと何もできませんよね。
そこで、離婚を準備するにあたって離婚後にもらえるお金を調べておきましょう。
・子どもがいる人は、母子手当等があるようです。
詳しくはお住まいになる市町村の役所に問い合わせをしてみましょう。
・離婚するにあたっての慰謝料や財産分与などの請求ができる場合があります。
これには、証拠が必要となるので大切に保管しておきましょう。
・専業主婦だったら仕事を探さなくてはなりません。
離婚して慰謝料や財産分与がない場合もあります。あったとしても、そうたくさんもらえることは期待できないでしょう。
そのときに慌てて仕事を探しても急には見つからないかもしれません。
離婚したら補助金や助成金はもらえる?
離婚するにはお金が必要。でも上記でお話しましたが、もし慰謝料等が何ももらえず生活に困るようなら公的に援助が受けられる制度があるので紹介します。
生活保護
・生活が苦しい時に条件を満たすことで誰でも利用することができる制度。
相談は地域の福祉事務所まで。
・医療費の減額・免除申請など
・国民健康保険税・料の減額・免除申請など
・介護保険料・利用料の減額・免除の申請など
・国民年金保険料の免除申請など
児童・福祉・教育
・入院助産
・幼稚園・保育所の保育料減免など
・就学援助など
・児童手当(子ども手当)の申請など
・児童扶養手当 ひとり親家庭に支給(所得制限有)など
・高校生等就学支援金など
・高校生等小学給付金など
この他にも、税金・貸付金・就労などの相談を行っています。
お住まいの自治体によって異なるケースもあるようです。
詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
離婚するにはリスクってアリ?
最近では、離婚が珍しいものではなくなってきているようです。
離婚件数が婚姻件数の3組に1組あるそうですから、誰かが離婚すると聞いても驚かないはずです。
離婚するかしないかは別として、離婚したいと思っている人はもっと多くなるのでしょう。
そこで離婚に歯止めがかかるのは様々なリスクを伴うことを知っているからではありませんか?
そして、離婚には非常に心身の疲れも伴うものです。
「離婚するにはエネルギーがいるからしない」なんて言う人もいますよね。
離婚が話し合いでスムーズに解決すれば良いのですが、調停や裁判になると弁護士費用や労力もバカになりません。
このようなリスクを抱えてまで離婚をする覚悟があるのならいっそのこと、終活を考えてみませんか?
離婚するには、終活をしてみよう!
様々なリスクを伴う離婚。
そこまで覚悟を決めたあなたに終活をおすすめします。
終活とは、死と向き合い、これまでの自分の人生を振り返りながら、これからの人生をどう生きて行くかを考える準備とも言えます。
離婚は決してマイナスではありません。
離婚は新たな人生への始まりでもあります!
これからの人生を強く生きて行くためのステップだったと思えばいいのです。
まとめ
離婚するには、色々やらなくてはならないことがあるようですね。
若く、まだお子さんがいない夫婦だったらあまり面倒なことはないかもしれません。
ですが、長く連れ添った夫婦となると感情だけでは行動できないこともあります。
子どもの問題、親の問題、仕事の問題、お金の問題、ありとあらゆる問題が付きまといます。
離婚が良いとか悪いとか他人には判断ができません。
子どものために我慢に我慢を重ねて離婚に踏み切れなかった妻もいるでしょう。
人間の良し悪しの結果は、死ぬ時、その瞬間まで分からないでしょう。
死ぬ瞬間に後悔がないようにしておきたいものです。
その手段の1つが終活となることをお伝えしたいと思います。
あなたも終活ライフを満喫して後悔のない残りの人生を送ってみませんか!