2019-11-11

介護福祉士になるには?合格者から資格のメリット・勉強方法8選を紹介

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介護福祉士になるには?合格者から資格のメリット・勉強方法8選を紹介

この記事の目次

現在、日本の人口は減少しているのをご存知でしょうか。

その反面、増加の一途をたどっているのが75歳以上の高齢者の人口です。

まさに、超高齢者社会が急速に進んでいると言えます。

高齢者の人口が増えれば、それに伴って介護をする人の数を確保しなければなりません。

超高齢者社会となると国は危機的な状況をもたらしていますが、介護業界にとっては成長産業になっていると考えることができるのではないでしょうか。

その介護業界で必要な資格が介護福祉士になります。

この記事では、現在の日本の介護業界において需要がもっとも多いと思われる介護福祉士の資格について解説していきたいと思います。

ぜひ、ご覧ください。

介護福祉士とはどんな資格?

介護福祉士という資格は介護士の資格とは違い、国家資格になることをご存知ですか?

介護職でも唯一の国家資格なのに、経験がなくても取得することができる資格になります。

介護士さん達がキャリアアップする上で欠かせない資格でもあるので、介護福祉士の資格を目指したいという人は多くいるようです。

介護福祉士とは

介護福祉士とは、「社会福祉士及び介護福祉士法」において定められた国家資格保有者です。

また、この介護福祉士の資格を持って介護職の業務に就く人のことを指します。

一般の人から見た場合、介護福祉士もケアワーカーも区別がつかず間違えられることが多いようですが、介護福祉士は国家資格保有を認められた者のみが名乗ることができるという違いがあります。

介護士は資格がなくても仕事に就けますが、介護福祉士は他の介護職員への指導や利用者様及びそのご家族との相談、アドバイスなど様々な仕事に携わることができます。

また、介護福祉士の資格を所有していることで、資格手当が付くなど給料や待遇でも充実することができます。

さらに、キャリアアップ、就職や転職も有利になるなどたくさんのメリットが期待できるのです。

そんな介護のスペシャリスト、介護福祉士の資格ですが、資格取得にはどのような方法があるのでしょうか。

介護福祉士資格を取得する方法

介護福祉士、なかなかすごい資格のようですね。

「でも、どうやったら介護福祉士になれるの?」

「スクールに通わないと取れないの?」とお悩みの人もいますよね。

ここでは、介護福祉士の資格取得方法を解説していきます。

介護福祉士資格を取得するためには次の3つのルートがあります。

方法その1.実務経験ルート

実務経験ルートという方法は実際に介護の場である病院や介護施設などで3年以上、且つ540日以上働くこと、それに加え「実務者研修」という講座を受け終了すると受験資格が得られるのです。

つまり、実務経験というのは病院や介護施設などで介護職として働いたという経験が実績となります。

働き方には規定が設けられていないので、正社員でなくてもパートや派遣として働いていたという実績が実務経験として認められるようです。

介護士の仕事は資格がなくても、経験がなくてもはじめることができます。

しかし、実務者経験ルートで介護福祉士になるためには介護の現場で「実務経験」を積むということと「実務者研修」という資格を前もって取得しておくという2ステップが必要になります。

まずは、働きながら介護の仕事に慣れるといことも大事なことですが実務者研修講座を修了していることが必要な条件となるため実務者研修を学習することをおすすめします。

その場合は、実務者研修講座を開講しているスクールもあるので忙しい合間を見つけて通えるといいですね。

介護福祉士になるために、未経験からでもはじめることはできますが必要な条件に実務経験が3年以上と決められているため最短でも3年はかかることを覚悟しておかなければなりません。

方法その2.養成施設ルート

専門学校にも色々な学校がありますが、介護福祉士の資格を取得するためには福祉系の養成施設を卒業することで受験資格が得られます。

この養成施設に入学する資格は高校卒業以上と決められていて、卒業した学校によって養成施設に通う期間が違います。

普通科の高校を卒業した場合は2年以上で、福祉系の大学や保育士養成施設・社会福祉専門学校などを卒業した場合は1年以上となります。

こちらの養成施設ルートは他の資格取得ルートに比べるともっとも早く資格取得ができます。実務経験ルートは最短でも3年かかりますが養成施設ルートはかなり短期に資格を取得することができます。ですが、専門学校や短期大学などに通う必要があるため費用面と時間に関しては選択が難しいケースだと言えそうです。

方法その3.福祉系高校ルート

介護福祉科や福祉科などの過程がある高校や福祉系特例高校を卒業すれば受験資格が得られます。

福祉系高校ルートだけに限られますが、筆記試験だけではなく技術講習の受講、または実技試験を受験する必要があります。

介護技術講習会とは

介護技術講習会というのは、厚生労働省が平成17年度に導入した制度になります。

この制度は養成施設が実施する32時間以上の講習を受講することによって講習内容が修得されているかなどの状況を含めた総合評価や受講態度などを総括的に評価・判断した結果で修了認定を受けた人に対して介護福祉士の実技試験を免除するというものです。

介護技術講習会終了で実技試験が免除される人とは?

・平成20年度以前に福祉系の高校に入学して介護技術講習会が修了している人

・福祉系の特例高校を卒業して9ヶ月以上の実務経験がある、介護技術講習会が修了している人

・実務経験3年以上の経済連携協定(EPA)ルートの人

※経済連携協定(EPA):この場合のEPAはEPA介護福祉候補者となりますが、経済連携協定に基づき日本の介護を行っている施設で研修や就労をしながら日本の資格である介護福祉士を目指す人のことを言います。

現在、日本ではフィリピン、インドネシア、ベトナムの人を受け入れています。

受入開始は平成20年度でしたが、平成29年度は752人もの人がEPA介護福祉候補者として受け入れられているようです。

介護

介護福祉士の試験はいつあるの?

介護福祉士の国家試験は毎年1回で1月の終わりごろに行われることが多いようです。

ちなみに来年、令和2年(2020年)の介護福祉士の筆記試験は1月26日に行われる予定です。また、実技試験は2020年3月1日に行われる予定だということです。

試験会場は全国にあり、出願する際に第一希望の会場を選ぶことができます。

試験は筆記試験と実技試験がありますが、実技試験を受験する人はごくわずかなため試験会場も東京都と大阪府の2ヶ所だけの実施となります。

介護福祉士 筆記試験は難しい?

需要が高まる介護職の国家資格でもある介護福祉士試験の難易度が気になるところです。

介護福祉士の筆記試験の問題は法律、心理、医学の3分野で多岐にわたる出題範囲となります。ですが、全ての問題が選択式で「最適なものを選びなさい」「誤っているものを選びなさい」といったパターンなので論述形式よりも受験しやすいと感じる人もいるようです。

平易な文章での出題となっているので、介護現場での経験と知識、適切なカリキュラムを組んだ試験対策で結果に期待ができる試験と言えそうです。

厚生労働省 第31回介護福祉士国家試験合格発表 より引用

試験結果

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198330_00001.html

2014年度(第27回)2015年度(第28回)2016年度(第29回)2017年度(第30回)2018年度(第31回)

これを見ると、2015年度(第28回)の試験では合格率が60%を切ってしまっていますが、ここ3年の合格率は70%越えです。

試験は、毎日の実務経験を活かし過去問題を勉強すれば多少は大丈夫というところなのかもしれませんが、実際は受験対策をきちんと捉えた教育講座を体系的に学んでおくことが合格への1番の近道となるようです。

介護福祉士になるためのポイント

介護福祉士の国家試験を受験する方法として3つのルートがありました。

その中の、実務経験ルートに合わせて考えた場合、合格のためにはポイントが3つあります。

ポイント1.介護の仕事をしていく中で、確実に経験とスキルを身につける

ポイント2.過去問題を集める、問題の傾向を探るなど情報収集をする

ポイント3.試験対策として最適な勉強をする

介護福祉士資格取得のメリット

・介護福祉士は介護職では唯一の国家資格保有者であるため全国どこへ行っても通用する

・介護福祉士は仕事領域が広くなる

・介護福祉士の資格保有で給与の待遇がよくなる

介護福祉士 国家資格 学習のポイント!

11月も終わりの時期になると、介護福祉士 国家資格試験の1月まであと2ヶ月足らずとなります。試験に向けて勉強にも力が入るのではないでしょうか。

そこで、ここでは介護福祉士試験国家資格合格に効果のある試験克服方法を解説します。

ポイント1. 

過去問テキストは中央法規出版が良いらしい!

ポイント2.

過去問から模擬問題集に移行する!

ポイント3.

試験の傾向が自分の得意分野でないことがあるので苦手分野の勉強を集中して納得する!

ポイント4.

テキストの答えを選択する時に正しい答えを覚えるだけではなく、なぜ、これが正しくないのかを理解することによって知識が身に付く!(消えるペンを利用すると良い)

ポイント5.

選択肢をフルに活用して勉強する!

ポイント6.

自分が普段触れない分野(法令・制度など)の答えは直感で分からないことが多くなるので、集中して勉強しておく!

ポイント7.

過去問を3年分ぐらい勉強しておく!(1日3時間ぐらいが理想)

ポイント8.

「テキスト見て覚える国試ナビ」は、試験当日に見てイメージを残すようにする!(値段高め)

介護福祉士 国家試験までの流れ

・試験の申し込み:8月中旬~9月初旬

・筆記試験:翌年の1月下旬

・実技試験:3月初旬

・合格発表:3月下旬

まとめ

ここまで、介護福祉士になるための方法や難易度について見てきましたがいかがでしたか?

なんと言っても、介護福祉士は国家資格です。

高齢者や障害を持つ方のお世話をするスペシャリストを目指すあなたは国の宝ではないでしょうか。

試験に合格するためのポイントもご紹介しましたが、やはり、実務と同じようにテキストも慣れなので読書だと考えると自然に頭に入ってくるようです。

介護福祉士の試験は問題が多い分、四択五択が多いので、これを利点と考えてなるべく早く問題文に慣れておくことで国家資格も夢ではありません。

また、試験日は1月ということで風邪やインフルエンザが流行りやすい時期です。

今から十分な体力をつけて万全な体調で臨めるように頑張ってくださいね。

あなたの介護福祉士 国家資格試験の合格を心よりお祈りいたします!

 

 

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