2019-12-12

仏壇の台はDIYできる?仏壇台の種類・選び方・使い方・代用法を徹底解説!

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この記事を読むのに必要な時間: およそ4分
仏壇の台はDIYできる?仏壇台の種類・選び方・使い方・代用法を徹底解説!

この記事の目次

最近はDIYブームで、なんと仏壇の台を手作りする人も増えているようです。

実は、仏壇台の形式やサイズに決まりはなく、手作りしたり本棚やタンスで代用したりすることも可能です。

仏壇自体が高価なので、仏壇台にあまりお金がかからないとありがたいですよね!

今回は、これから仏壇台を必要としている方に向けて、

  • 仏壇台の種類3つと使い方
  • 仏壇台の選び方と設置方法
  • 仏壇台を入手する方法【代用法】
  • 仏壇の台をDIYする方法

について徹底解説していきます。

仏壇の台に関するQ&A(よくある質問)にもお答えしているので、ぜひ最後までご覧ください♪

仏壇の台はなぜいるの?

なぜいる

仏壇台は、上置きタイプの仏壇を置くためのものです。

必ずしも必要なものではありませんが、床にそのまま置いてしまうと位牌やご本尊の位置が目線より下になってしまうため、あまり好ましくありません。

まずは、仏壇台の必要性についてお話しします。

拝みやすくするため

床置きタイプの仏壇は、座って拝むことを想定して設計されています。

しかし、上置きタイプの仏壇はそうではありません。

仏壇台や棚の上に置くことを想定して作られているので、床にそのまま置いてしまうと位牌やご本尊が目線より下になってしまいます

仏壇の台は、高さを調整して供養をしやすく、拝みやすくするためにあるのです。

仏具をたくさん収納するため

仏壇の台のもう一つの役割は、収納にあります。

通常、仏壇には仏具を収納する引き出しが付いていますが、コンパクトな仏壇やモダン仏壇にはその機能がないことも。

たくさんの仏具やお線香などを収納できる場所がないと、困ってしまいますよね。

そこで役立つのが、収納機能のある仏壇台。

供養するとき以外は仏壇台の中に仏具をしまっておくことで、仏壇をすっきりと見せられるというメリットもあります。

せっかく仏壇台を新たに用意するのならば、しっかり収納ができるものがおすすめです。

仏壇台の種類3つと使い方

仏壇台は、それぞれ高さや形状が異なります。

仏壇のタイプや置く場所、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

それでは、仏壇台の種類3つと使い方についてご紹介します。

1.ローチェスト

ローチェスト

出典:楽天市場

まずは、低い高さの「ローチェスト」です。

高さは40~60cm程度で、2~3段の引き出しが付いているのが特徴。

この上に仏壇を置くことを考えると、正座して拝むのに丁度良いサイズになります。

全体的にコンパクトで部屋に置いても圧迫感がないので、一人暮らしの方や狭いスペースを有効活用したい方におすすめです。

2.ハイチェスト

ハイチェスト

出典:駿河仏壇本舗

次は、大きめサイズの「ハイチェスト」です。

高さは80~100cm程度と、棚やタンスくらいの大きさがあります。

この上に仏壇を置くと目線が結構高くなるので、中腰や立ったままで拝むことになるでしょう(椅子を用意して、座って拝むこともできます)。

メリットは、引き出しが多く収納力が抜群なこと。

棚やタンスと兼用で使えるので、いろいろと収納したいものが多い方におすすめです。

3.ドレッサー型(椅子付き)

ドレッサー

出典:SGI仏壇

最後は、椅子が付いている「ドレッサー型」です。

少し珍しいタイプですが、ゆったりと椅子に座ったまま拝めるので、正座するのが難しい年配の方におすすめ

椅子はそのままドレッサーの一部として引っ込められるので、場所を取ることもありません。

デメリットは、引き出しが一つしかない場合が多いこと。

収納力には欠けるので、お線香やマッチ箱など必要最小限のものだけしまっておければいい、という方に向いています。

仏壇台の選び方と設置方法

選ぶ

仏壇台を選ぶときは、

  • 予算
  • 高さ
  • サイズ
  • デザイン

この4点を確認することがポイントです。

ここでは、仏壇台の選び方と設置方法についてご紹介します。

予算とサイズを確認する

仏壇台の平均相場は、3~10万円です。

安価なものだと1万円~、高価なものだと30万円を越えることもありますが、大体数万円程度の予算があれば、安心して購入することができます。

また、仏壇台を選ぶときにサイズ感はとても重要です。

ざっくり何となくで購入してしまうと、仏壇のサイズと合わなくて不自然になってしまうことも。

少し面倒ですが、

  • 仏壇のサイズ
  • 仏壇台を設置するスペース

この2点は、メジャーを使ってしっかりと測っておきましょう。

拝み方で仏壇台の高さを決める

仏壇の拝み方は、人によって違いますよね。

  • 床や畳に正座する
  • 中腰か立ったまま
  • 椅子に座ってする

どの拝み方が合っているかは、人それぞれです。

仏壇台の高さを選ぶときは、この拝み方を参考にすればOK。

自分の身長や目線の高さも考慮して、仏壇がベストな位置にくるように選んでみてくださいね。

仏壇とデザインや雰囲気を合わせる

仏壇台は種類が多く、デザインも多様です。

最近ではおしゃれなモダン仏壇も増えていて、シンプルなものがよく好まれています。

仏壇は仏壇台とセットになるので、デザインや雰囲気を合わせることはとても大切。

色や材質、装飾の度合いなどが違和感なく馴染むように、想像してみましょう。

特に、ネット通販で購入する場合は写真と実物の色味が違うこともあるので、レビュー投稿を見たりと入念な確認が必要です。

仏壇台を入手する方法【代用法】

入手

仏壇台は、ホームセンターなど意外なところでも入手できます。

購入するのが難しい場合は、家の中にある本棚やタンスで代用することも。

ここでは、仏壇台を入手する方法と代用法についてご紹介します。

仏具店で購入する

まず、思いつくのは仏具店ですよね。

仏具店で仏具を購入するメリットは、店員さんに相談ができること。

家の仏壇の写真を撮っていけば、デザインが馴染むかどうかも判断してくれるので安心です。

デメリットは、扱っている仏壇台の種類が少ないこと。

価格もネット通販に比べるとやや高い傾向があるので、コスパ重視の方は他の入手方法がおすすめです。

ネット通販で探す

ネット通販では、たくさんの種類の中から理想の仏壇台を探せます。

条件を絞って検索ができるので、予算内で効率よく比較・検討ができるのもメリット。

価格も安いことが多いので、安心です。

デメリットは、購入前に実物を見れないこと。

サイズやデザインで失敗をしないためにも、商品説明欄やレビュー投稿にはしっかりと目を通してくださいね。 

ホームセンターで入手する

実は、仏壇台はホームセンターで入手することもできます。

ホームセンターでは小さな仏壇や仏具を扱っていることが多く、専用のコーナーが設けられていることも。

比較的リーズナブルなものが多いので、予算内に収まる可能性も高いです。

棚やカラーボックスなど、思わぬものが仏壇台の代用にできることもあるので、ぜひホームセンターでのご購入も検討してみてくださいね。

本棚やタンスを代わりにする

仏壇台は、本棚やタンスを代用品にしてもOK。

家にあるものを使えれば、お金もかからずうれしいですよね。

注意点は、安全性と拝みやすさです。

古い本棚やタンスは、耐久性が低く不安定なことも。

仏壇台のように専用のものではないので、目線の高さが合わないこともあります。

本棚やタンスを代わりにする場合は、地震にも備えてしっかり耐久性と安全性を確認しましょう。

仏壇の台をDIYする方法

DIY

仏壇台は、収納機能を求めなければ簡単にDIYすることが可能です。

初心者でも作れるので、楽しみながら挑戦してみたい人におすすめ。

それでは、仏壇の台をDIYする方法についてご紹介します。

理想の仏壇台をイメージする

まずは、理想の仏壇台のイメージをしましょう。

その時には、

  • 材質
  • サイズ
  • デザイン

この3点まで、しっかりと考えておくことが重要です。

高さや引き出しの数によってDIYの難易度は変わってくるので、初心者の方はシンプルな「ローチェスト」タイプ仏壇台を目標にするのがおすすめです。

ホームセンターで材料を調達する

理想の仏壇台のイメージが描けたら、必要なものをリストアップします。

工具から材料まで、大体のものはホームセンターで調達が可能です。

仏壇台をDIYするのに最低限必要なものは、

  • 工具(ドリルやネジなど)
  • 木材(耐久性の高いもの)
  • ペンキ(撥水加工スプレーなども)

になります。

ホームセンターではDIYの相談に乗ってくれる店員さんがいることもあるので、積極的に頼ってみるのもおすすめです。

なるべくシンプルな箱を作るイメージで製作する

仏壇台のDIYを成功させるコツは、なるべくシンプルな箱を作るイメージで製作すること。

DIYの得意な方なら心配ありませんが、初心者の方がいきなり高機能な仏壇台を作るのは難易度が高いですよね。

途中で失敗をして諦めてしまうのはもったいないので、仏壇を置ければいいというくらいの気持ちで取り組んでみるのがおすすめです。

引き出しを作るのが難しい場合は、台の下にカラーボックスをおいて収納するという手段もあります。

仏壇台の形式にルールはないので、柔軟に作りやすいデザインを考案してみてくださいね。

仏壇の台に関するQ&A

?

仏壇台は、仏壇を置くものなので神聖なイメージがありますよね。

そのため、

  • 中古で買っても問題ないのか
  • 処分方法はどうしたらいいのか

など、疑問に思う方も多いかと思います。

最後は、仏壇の台に関するQ&A(よくある質問)へのご回答です。

仏壇台は中古で買ってもいい?

もちろん、OKです。

仏壇台は仏壇とは違って、ご本尊やご先祖様を安置するものではありません。 

耐久性と安全性に問題がなければ、中古でも大丈夫です。

仏壇台の処分はどうやってするべき?

仏壇台は、一般的な家具と同じ方法で処分して構いません。

ただし、世代を越えて受け継がれてきたものや、思い入れのあるものはお寺や業者に依頼して処分するという方法もあります。

その場合は、仏壇の処分とは別料金を請求されることもあるので、気をつけましょう。

仏壇の台はDIYできる?仏壇台の種類・選び方・使い方・代用法【まとめ】

仏壇台にはサイズや決まりがないので、自由にDIYすることが可能です。

DIYは難しいけど、あまりお金をかけたくない…という方は、本棚やタンスで代用するという手段も。

仏壇台を用意する手段はたくさんあるので、ご自分に合った方法でご検討してみてくださいね。

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