2020-01-01
浮気の定義は男性と女性で違う?法律での決まりや一般的な境界線を関係性別にご紹介!
この記事の目次
浮気の定義は人それぞれですが、男性と女性とでは考え方に違いがあるようです。
この違いこそ、カップルや夫婦の浮気トラブルを招くもと!
事前にお互いの浮気の定義について話し合いをしておけるといいのですが、聞きにくい話題でもあるのでなかなか難しいですよね。
そこで今回は、男性と女性で違う浮気の定義についてまとめてみました。
法律での浮気の定義についてや、立場別(高校生・カップル・夫婦)の境界線についてもご紹介しているので、浮気の定義のことでモヤモヤしている方はぜひご参考にしてみてくださいね。
浮気の定義について考えるときに気をつけること
浮気の定義は、人によって違います。
はっきりと境界線が定められているわけではないので、お互いの気持ちを尊重して考えることが大切です。
まずは、浮気の定義について考えるときに気をつけることについてお話します。
自分の基準を大切にする
浮気の定義に、正解はありません。
大切なのは、世間や人の意見に流されず自分の基準を大切にすること。
どんなに些細なことでも、自分が嫌で浮気だと感じたらそれが定義で問題ないのです。
これは、「ここまでなら浮気と考えない」という反対の基準についても同じ。
周りから何を言われても、自分とパートナーが納得している基準を大切にしましょう。
パートナーとは事前に話し合っておく
問題は、浮気の定義が自分とパートナーの間で全然違った場合です。
浮気の定義は男性と女性とで違いがあるといわれており、この考え方の違いが恋愛トラブルのもとになることも少なくありません。
考え方の違いで生じる浮気を防ぐためには、パートナーとの事前の話し合いが大切です。
浮気の定義について、はっきりと話し合いをしたことのあるカップルや夫婦は少数派でしょう。
だからこそ、世に溢れる浮気問題を起こさないためには、お互いが考える浮気の定義についてしっかりと把握しておく必要があるのです。
話し合いをする勇気が出ないときは、普段の生活会話の中でさりげなく話題に出してみましょう。
浮気の定義【男性編】
男性は、手をつないだりキスをしたりと触れ合う行為をしたら浮気だと感じることが多いようです。
確かに、そういった行為は恋愛関係にあることを示唆するので、許容しにくいですよね。
それでは、男性の浮気の定義について詳しくご紹介します。
手をつないだら
手をつなぐという行為は、かなり親しい間柄だということを表します。
特に、男女間では特別なスキンシップの一種であり、それだけで恋愛関係にあると判断する人も少なくありません。
男性は、心のつながり以上に身体のつながりを意識してしまう生き物。
彼女や妻が他の男性と手をつないでいる(触れ合っている)ところを見ると、たとえそれが仲の良い男友達だったとしても浮気認定する人が多いようです。
キスをしたら
キスは、恋愛関係にある人たちがする特別な行為。
どんなに仲が良くても、異性の友人と恋愛感情なしにキスをするということはまずあり得ませんよね。
大人の男女のキスは、そのまま肉体関係がある可能性を示唆しているのもポイント。
たとえば、彼女が「キスだけで、それ以上は何もしていない」と主張しても、信じられる男性は少ないのではないでしょうか。
男性も女性も、キスが浮気の境界線になっている人は多いようです。
男性の家に行ったら
男性の家に行ったら怪しい、浮気だと考える人もいます。
ポイントは、「一人暮らしの男性の家で2人っきり」になったかどうか。
友人みんなと男性の家に行くことは問題ないけど、異性と2人っきりで密室にいるのは浮気をしている証拠だと考えてしまう…無理もない話ですよね。
女性側には恋愛感情がなくても、相手の男性側にはあるという場合もあります。
浮気をするつもりはなかったけど、勢いでしてしまった…そんな事態が起きやすい状況であることを男性は分かっているからこそ、家で2人っきりになるのはNGなようです。
浮気の定義【女性編】
女性は、頻繁に連絡を取ったり食事に行ったりと、親密な関係にありそうな時点で浮気だと感じるという人が多いようです。
男性の方が生物学上、浮気をしやすいと言われているので、早い段階で心配をしてしまうのかもしれませんね。
ここでは、女性の浮気の定義について詳しくご紹介します。
頻繁に連絡を取ったら
女性は、男性よりも嫉妬深い傾向にあります。
もちろん個人差はありますが、中には異性と頻繁に連絡を取っているだけで浮気だと考える女性も。
自分と付き合ったら、異性との連絡はなるべくしないでほしいと考える女性は少なくありません
男性よりも浮気の定義がやや厳しめなのが特徴です。
2人っきりで食事に行ったら
2人っきりで食事をするとなると、
- 事前の連絡
- 待ち合わせ
- 数時間を一緒に過ごす
が、必ずセットになりますよね。
これはほとんどデートのようなもので、大人の男女が2人で食事をしていたらカップルだと思われる可能性も高くなります。
そのため、2人っきりでの食事は浮気だと考える女性が多いようです。
ただ、仲の良い女友達との食事や、事前に連絡をしてくれた場合はOKという女性もいます。
怒られるからとこっそり食事に行くのは、ますます怪しまれる原因になるので気をつけましょう。
ガールズバーやキャバクラに行ったら
大人の男性の飲み会で行くことの多い、ガールズバーやキャバクラ。
仕事の付き合いで仕方なく…という男性も多いと思いますが、綺麗な女性がたくさんいるところに飲みに行ってほしくないと感じる女性もいます。
これは、特に若い女性に多い傾向。
ガールズバーやキャバクラに行く=浮気だと感じる女性も一定数いるので、事前に行ってもいいのか確認をしてみることが大切です。
法律での浮気の定義
実は、法律で浮気の定義は定められています。
ただし、その法律が適応するのは夫婦関係にある場合のみ。
「不貞行為」についての定めなので、結婚をしていないカップルの浮気問題には関与できません。
ここからは、法律での浮気の定義(不貞行為)についてご紹介します。
不貞行為=肉体関係を結んだら
不貞行為とは、婚約中・夫婦・内縁の関係にある男女のどちらかが、パートナー以外の異性と肉体関係を持つことです。
この不貞行為は法律(民法)で規定されており、認められれば離婚をしたり慰謝料を請求したりすることができるようになっています。
不貞行為かどうかの一番のポイントは、「肉体関係を結んでいるかどうか」。
浮気の定義は人それぞれですが、たとえば配偶者が異性と手をつないでいるところを目撃しても、それが不貞行為として認められる可能性は低いです(肉体関係にあるという決定的な証拠に欠けるため)。
また、この法律に規定してある不貞行為を行ったからといって、処罰されることはありません。
不貞行為に関する法律は、浮気を正当な理由として認めて、離婚や慰謝料請求をスムーズにするためのものです。
離婚や慰謝料請求という形以外での、罰則を与えることはできないので要注意です。
カップルの浮気は不貞行為にはならない
正式に婚約や結婚をしていないカップルの場合、浮気を不貞行為として法律で認めてもらうことはできません。
なぜなら、婚約前は自由恋愛なので、法律が干渉するところではないからです。
どんなに酷い浮気をされても、婚姻関係(事実婚含む)にない場合は法律違反を認めてもらったり慰謝料を請求したりすることはできないので、気をつけてくださいね。
浮気の定義や境界線【高校生編】
高校生カップルの浮気の定義は、私たち大人とは少し違うようです。
昔は無かったSNSの普及もあり、不安になるような要素が増えてしまっているのかもしれませんね。
ここでは、高校生の浮気の定義や境界線についてご紹介します。
一緒に帰ったら
高校生にとって通学や帰り道の時間は、彼氏や彼女と一緒に過ごす貴重なものです。
クラスメイトに冷やかされながらも一緒に手をつないで帰ったという、青春の思い出がある方も多いのではないでしょうか。
この通学や帰り道を、恋人以外の異性と一緒にしたら浮気!と考えている高校生は少なくありません。
大人からすると、少し微笑ましい浮気の定義かもしれませんね。
ラインを頻繁にしたら
現代の連絡手段として、ラインは欠かせません。
問題は、異性と「個人ラインのやり取り」をしているかどうか。
クラスや部活のグループラインは仕方ないけど、個人で頻繁にやり取りをするのはNGという高校生が多いようです。
SNSで必要以上に交流したら
最近の高校生は、SNSでの交流がとても盛んです。
SNSは、誰とでもつながれる出会いの多い場所。
DMなど個人間のやり取りも可能なので、恋人のSNSの使い方が気になる…という高校生はとても多いようです。
SNSでこっそり異性とつながっていたり、親密そうにやり取りをしたりするのは浮気だと考えるのが、高校生の間では一般的な定義です。
浮気の定義や境界線【夫婦編】
夫婦は、ただの恋愛関係ではなく生涯を共にする伴侶としての関係性もあります。
そのため、浮気の定義は人によって幅広く、一概には言えないのが現実です。
最後は、夫婦の浮気の定義や境界線についてのご紹介です。
頻繁に密会をしたら
一般的には、既婚者(異性)と密会をするのは避けるべきという風潮がありますよね。
ただ、中には全く気にせず2人っきりで食事をしたり出かけたりする人もいます。
異性と食事や買い物に行くくらいなら、法律での不貞行為には該当しません。
しかし、配偶者の立場からすると自分に内緒で密会をしている時点で、ほとんど浮気のようなものだと考えてしまいますよね。
不貞行為の事実はなくても、頻繁に密会をしていたら浮気だと感じるのが一般的なようです。
肉体関係を持ったら
肉体関係(不貞行為)の事実があった場合、ほぼ100%の人が浮気判定をしますよね。
夫婦の場合、肉体関係を持たれると、
- 経済的悪影響
- 家庭環境の崩壊
- 隠し子のリスク
など、さまざまな問題に発展する恐れがあります。
ちょっと異性と遊ぶくらいなら嫉妬や束縛はしないけれど、はっきりと肉体関係があった場合は完全アウト!というのが、夫婦の一般的な浮気の定義なようです。
自分や家族よりも相手を優先したら
夫婦の中には、浮気を許しているという珍しいケースもあります。
ただし、浮気相手を自分や家族よりも優先したらNGという考え方を持っている人も。
具体的には、
- 家にお金を入れない(浮気相手に使う)
- 自分や家族との予定をキャンセルする
など、家庭を円満に保てなくなるのなら、浮気は許さないというパターンです。
浮気の定義や許容の範囲は、人それぞれ。
どんな形が正しいというのはないので、やはり自分たちの本心を大切にして考えることが重要です。
浮気の定義は男性と女性で違う!法律での決まりや一般的な境界線など【まとめ】
浮気の定義は男性や女性、年齢によっても違います。
法律では不貞行為についての定めがありますが、それは結婚をしている夫婦に認められるもの。
自由恋愛であるカップルの場合は、自分たちで話し合って決めておく必要があります。
大切なのは、人に合わせず自分たちの気持ちや考え方を尊重すること。
今回ご紹介した浮気の定義は全て一般論なので、あまり気にせず自分たちの納得のいく答えを出せるように心がけてみてくださいね。