2020-02-02

要介護者が安心して使える介護用椅子とは?|風呂椅子のレンタルも紹介!

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要介護者が安心して使える介護用椅子とは?|風呂椅子のレンタルも紹介!

この記事の目次

日常生活に欠かせないアイテムに椅子があります。

日本の家庭でも今では椅子に座る生活習慣が根付いていますよね。

そんな椅子を使った生活で健康な人でも立ち上がるときや座るときに「よっこいしょ!」なんていう掛声が出てしまう人もいるようです。

そうです、椅子から立ち上がったり座ったりの動作は意外と体力が必要。

ましてや、高齢になるとその動作はさらにきつくなり現在も不便を感じている方がいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では高齢の方や要介護の方が介護用の椅子を使うことで立ち座りがスムーズに出来る方法を解説してみたいと思います。

ぜひ、ご覧になり参考にしてくださいね。

介護用椅子とは?

高齢になると、足腰の機能が低下するため立ち上がる、座るといった動作が辛く感じる人が多くなります。

立ち上がったり座ったりする動作は、1日に何度も繰り返されるため移動するのが面倒に感じてきてしまう高齢の方もいるようです。

そんな方におすすめなのが介護用椅子です。

介護用椅子は「立ち上がる・座る」という動作をサポートしてくれる造りになっているので高齢者のADL(日常生活動作)の維持につながります。

介護用椅子が必要な場面

介護用椅子はリビングやダイニングで使う椅子、玄関で使う椅子、またお風呂で使う椅子など様々な場面で「立ち上がる・座る」の動作が楽になります。

また、身長に合わせて座る面の高さ調節ができるものや、立ち上がる際に補助してくれる機能の付いたものなど、必要に応じた種類があるのも介護用椅子の特徴です。

リビングやダイニングの場面

昔は食事をするのも、家族団欒(かぞくだんらん)でテレビを観るのも畳に座る生活でした。

近年、椅子の生活にも慣れて来たようですが高齢になると通常の椅子での立ち座りに負担を感じるようです。

特に要介護の高齢者は通常の椅子ではリビングでテレビを観るのもダイニングで食事をするのも快適とは言えません。

そこで、介護用椅子を利用すれば背もたれの角度を調節してリクライニングしたり、座面を自分の好きな高さに調節できるので楽な姿勢、かつ、安全にテレビを観たり食事することが可能です。その上、立ち上がりをサポートする機能も付いているので立ち上がることもスムーズに行えます。

玄関の場面

若い人でも玄関でスニーカーを履くのって意外に大変ではありませんか?

しかも、立ったままの姿勢で靴を履くのは難しいですよね。

その点、玄関に介護用椅子を置けば靴の脱ぎ履きの動作が簡単になります。

玄関が狭くて置く場所がない場合は折り畳み式の椅子にすれば小さくたたんで収納することが可能です。

お風呂の場面

一般的なご家庭でもお風呂に椅子がある家庭が多いのではないでしょうか。

でも、その椅子は本当に身体を洗うときに座るだけの小さな椅子。

要介護者の風呂椅子とは形状がだいぶ違うようです。

要介護になると、脚力が低下するため立ち上がりなどが困難になってしまいます。

風呂椅子を使えば、立ち上がりや身体を洗うとき、シャンプーの際に便利です。

この介護用の風呂椅子は「シャワーチェア」と呼ばれていますが、種類が豊富にあるため、要介護の方の身体の症状に合わせて選ぶことができます。

介護用椅子があると要介護になられた高齢者の日常生活を安全に過ごす手助けをしてくれるようです。

椅子

介護用椅子の優れた機能とは

介護用椅子には介護する介助者にも介護される高齢者にも嬉しい、介護負担を軽減する機能がついています。

どんな機能なのか一緒に確認してみましょう。

リクライニング機能

高齢者は長時間同じ姿勢で座り続けることが難しくなるため、リクライニング機能が付いている椅子がおすすめです。

リクライニング機能が付いているため背もたれ部分をお好みの角度に傾けられる上、背もたれと一緒に足部分の角度が調節できる機能が付いた椅子もあります。

このリクライニング機能付きの椅子があればテレビを観る際もゆったりとリラックスすることができますね。

高さを調節する機能

椅子に座るときは、足裏がしっかりと床に付く高さが安全です。

人の身長はそれぞれに違いがあるため、通常の椅子では姿勢が安定せず転倒に結びつくことがあります。

介護用椅子では、要介護者の身長や体格に合わせて座る面が調節できるだけでなく、座ったときの身体にかかる負担を軽減することができます。

また、調節機能も電動式のタイプを選べば介助者の負担も減らすことができそうです。

立ち上がりをサポートする機能

高齢になると誰しもが足腰の機能が弱くなります。

要介護者は特に、座った状態から立ち上がるのがきつくなってしまいますよね。

そのように、立ち上がりをサポートするのが立ち上がり補助機能です。

要介護者が立ち上がる際に、椅子の座面部分が持ち上がり、立ち上がりの動作をサポートし、足腰の負担を和らげてくれます。

要介護者の立ち上がりが自分でできるようにサポートされることで介助者は抱き上げるように介助することへの負担も軽減することができます。

ひじ掛の機能

介護用椅子には、ひじ掛が付いているだけではなくひじ掛を上げることができる跳ね上げ式の機能が付いた椅子もあります。

ひじ上げ機能付きの椅子を使えば、椅子に座ったまま身体の向きを変更できるほか、浴槽やベッドへの移乗も簡単になります。

それにより、要介護者だけではなく介助者、双方の負担を軽減することが可能です。

コンパクトに折りたたみ機能

浴室や玄関など限られたスペースでの使用は折りたたみ機能付きの椅子がおすすめです。

折りたたみ機能付き椅子は、コンパクトにたためるため使わないときは収納することができます。

介護用椅子を上手に選ぶコツ

介護用椅子は高齢者や要介護者が使う椅子になります。

そのため、お使いになる高齢者や要介護者の身体の状況に合わせて選ぶことが重要です。

・要介護者の身体の大きさに合っている

・要介護者が姿勢を崩しにくい、楽に保てる

・要介護者の移乗がスムーズ

身体の大きさに合っていることや、姿勢が崩れにくいことで高齢者や要介護者の転倒を未然に防ぐことができ、また、移乗がしやすければ排泄や入浴もスムーズになります。

ダイニングでの食事用椅子

ダイニング

参照:Amazon

要介護者が食事をする際に、最も危険なのが誤嚥(ごえん)です。

そのため、要介護者が食事をする際に誤嚥を起こさない姿勢を保てる機能の付いた椅子が理想的です。

誤嚥を防ぐ姿勢は、床に足をしっかりつけて前かがみで食事できること。

まれに、車いすのまま食事をしている要介護者がいますが、車いすに座ったままの食事では前かがみになりにくく、足も床についていません。

そんな状態で食事をしていると、上半身が不安定で要介護者は食事がしづらい姿勢になってしまいます。

食事用の椅子を選ぶ際は、要介護者の足が床について前かがみ姿勢で食事できるように、高さの調節が付いている機能を選びましょう。

また、食べ物をこぼしてしまっても、すぐに洗える上貼地が取り外せるものだとさらに嬉しいですね。

リラックス用

リク

参照:Amazon

食後にリビングでリラックスしてテレビを観たい。

そんなときは、楽な姿勢が保てる機能が付いていると嬉しいですね。

テレビを観るときにはゆったり角度が調節できるリクライニング機能付き椅子、立ち上がったり座ったりするのに楽な立ち上がり補助機能が付いた椅子があれば介助者の手を借りることなくリラックスすることが可能です。

電動タイプ

電気の力で座る面全体を持ち上げるので、立ち上がりがとても簡単にできます。

コンセントから電力をとるものと、バッテリー式のものがありますが、電動ということで他のタイプの椅子に比べると割高なのが難点です。

回転式タイプ

通常の椅子だと、座るときや椅子から降りるときに椅子を引く、椅子とテーブルの隙間に体を通すなどの手間がかかりますが、回転式椅子だと回転を利用してスムーズに出入りができます。

こちらも、あまり出回っていない椅子となり割高になります。

キャスター付きタイプ

キャスター付き

参照:Yahoo!ショッピング

椅子にキャスターが付いているため、要介護者を椅子に座らせたまま移動させることができます。

一般的に使われることは少ないようですが、介護施設などで介護士が利用者さんの座る椅子を移動する際に使われることがあります。

そして、高齢者・要介護者にはぜひおススメしたいのがお風呂に入る際に使用する風呂椅子です。

お風呂を安全にするために必要な椅子

高齢者が大好きなお風呂を安全にするためにはどんなことに気をつければいいのでしょう。

要介護者の入浴ではシャワーチェアを利用することによって危険が軽減できます。

ここでは、あると便利で安心なシャワーチェアについて見ていきましょう。

風呂椅子・シャワーチェアの選び方

お風呂場で使うシャワーチェアは、お風呂場の造りや要介護者の身体状況によってもことなります。

例えば、要介護者が座位姿勢は保てる、自分の力で移動できるかによっても違ってきます。

シャワーチェアを選ぶときは要介護者が転倒しないように、また、介護者が介助しやすいようなお風呂の構造も考慮できると安心です。

・風呂場のスペースを考慮する

・出入り口の扉のタイプを考慮する(引き戸・開き戸・中折れ戸など)

・シャワーキャリーを選ぶ際は風呂場のドアのサイズを考慮する

・洗い場では要介護者と介助者が入れる大きさの椅子の大きさを考慮する

シャワーチェアのタイプ

風呂

参照:Amazon

要介護者がお風呂に入るときには、要介護者の身体状況に合わせたタイプの椅子が必要になります。

どのようなタイプがあるのでしょう。

・座位が保てる要介護者には

座っている状態を保つことが可能な要介護者には、背もたれだけが付いているタイプの椅子がおすすめです。

ひじ掛けが付いていないので、身体の向きを変えるときも邪魔にならず簡単に向きを変えることができ、背もたれがあるので安心してシャワーを浴びることができます。

・座位の姿勢を保つことが難しい要介護者には

反対に座っている状態を保つことが難しい要介護者には背もたれとひじ掛けの両方が付いているタイプの椅子がおすすめです。

椅子に座っていてバランスを崩して横に転倒するのを防いでくれます。

ひじ掛けが付いた椅子には、固定されているタイプと跳ね上げ式タイプがあります。

ひじ掛けが固定されていると、座ったまま身体の向きを変えるのが難しくなるので注意が必要です。

要介護者でお風呂の介助が必要な方は移乗が簡単な跳ね上げ式タイプの椅子がおすすめです。

・移動が自力では困難な要介護者には

キャリー

参照:楽天

座っている状態を保つことが困難で、お風呂への移動も自力ではできない要介護者には車椅子タイプのシャワーキャリーがおすすめです。

シャワーキャリーには、高さや背もたれの角度を調節できる機能が付いているタイプもあるので要介護者は楽な姿勢でシャワーを浴びることができます。

シャワーキャリーを選ぶ際には、お風呂場のスペースやドアの種類や大きさを考慮しましょう。

介護用椅子は介護保険サービスが受けられる?

通常、介護保険サービスが受けられるのは介護認定で要支援1・2要介護1~5と判断された方に限ります。

介護用椅子は介護保険サービスを利用して購入することはできませんが風呂椅子のシャワーチェアは介護保険サービスを利用して購入することができます。

介護用品は購入した金額の9割~7割が支給され、1割~3割が(前年度の年収によって変動)自己負担となります。

シャワーチェアがレンタルできる?

レンタル

参照:ダーリング

ここでは、シャワーチェアが格安でレンタルできるショップを紹介します。

レンタルショップ「ダーリング」は風呂椅子・シャワーチェアを豊富に取り扱っているレンタル通販サイトになります。

どんなシャワーチェアでも格安料金でレンタルできるので購入前のお試しで使用してみると良いかもしれませんね。

まとめ

高齢になり足腰の機能が弱くなると椅子からの立ち上がりや座ることも容易ではありません。

ですが、介護用椅子を使うことで日常生活のあらゆる場面で立ち座りをサポートできます。

介護用椅子を使って少しでも日常生活を豊かに、ADL(日常生活動作)の維持を目指していただきたいと思います。

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