2020-03-03
高齢者にオススメの脳トレ計算問題とは?|プリントの無料ダウンロード方法も
この記事の目次
皆さんは、もの忘れってしますか?
筆者は割としっかりした性格だと思っていたのですが、ここ数年ほど前からどこかに物を忘れてくることが多くなってしまい、そんな自分を「私って最近、おっちょこちょいがひどくなったな」って本気で思っていたのです。
でも、よくよく考えてみると「これって、もしかしたら年齢によるもの忘れ?」だと気がつきました。物を忘れてくるのではなくて、もの忘れがひどくなっていたようです。
認知症とは違いもの忘れは老化によるもの。
でもこれって年を取れば誰でもありますよね。
そこで、この記事では認知症の予防や症状の悪化が防止できるという脳トレを調べてみました。
脳トレを予防・悪化防止に良いと言われる脳トレ計算プリントが無料でダウンロードできるオススメサイトも紹介しています。
ぜひ、ご覧くださいね。
認知症とは
認知症は皆さん、よくご存じですよね。
もの忘れがひどくなり、日常生活に支障をきたしてしまう状態。
但し、老化によるもの忘れと認知症は全く違うものになります。
ということは、筆者はまだ老化によるもの忘れで認知症ではないようです、安心しました!
もの忘れは脳の老化により起こることですが、認知症の場合は何かの病気で脳の神経細胞が壊れてしまい起こる症状や状態をいいます。
認知症については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね。
【関連記事リンク】認知症介護の基本とポイントとは?イライラ・ストレスを減らす方法を紹介
認知症を予防するには
認知症にならないために様々な予防法をお試しの方もいると思います。
認知症は高齢になっていきなり始まるのではなく、50代後半から少しずつ始まると言われています。
認知症予防にオススメなこと
「認知症なんてまだまだ先の心配だよ」なんて思っている人も今から予防しておくことで認知症を未然に防げるかもしれません。
1.生活習慣病の予防
生活習慣病は、食事や運動、喫煙や飲酒、または休養など日々の生活習慣により発症や進行に関係する病気のことを言います。
生活習慣病の代表的な疾患
・脂質異常症
・糖尿病
・高血圧
・大腸がん
・肺がん
・脳卒中
・心臓病 など
認知症の中でも1番多いとされるアルツハイマー型認知症や脳血管認知症などはこれら生活習慣病から引き起こされる病気との関りが強く、生活習慣病の予防や治療が間接的に認知症予防になります。
2.適度な運動
生活習慣病の予防や改善にも効果が期待できる適度な運動ですが、運動をするにも脳の機能は必要です。
運動するといってもキツイ運動は必要なく、適度に散歩することやラジオ体操などでもOKです。
3.社会との交流
人は社会の中の動物、社会で他人と交流することが脳の刺激となり生活の質を豊かにすることにつながるのではないでしょうか。
また、家族との会話や同じ取り組みをする仲間たちと交流する、多くの人たちとの交流が認知症の予防になるようです。
4.本人が好きなことを生活に取り入れる
どんなに認知症予防に効果があると謳われて(うたわれて)いても、当の本人が希望しないことは無理してすすめないことです。
特別、認知症の予防に効果がなくても本人が好きで喜んでもらえる趣味や取り組みだったら、それを続けることができる環境を整えてあげましょう。
5.達成感が味わえる
最近の山ガールや登山好きな人に「何で、富士山に登るのですか?」と質問したところ「達成感がたまらない」という返事が返ってきたそうです。
どんなに苦しくても、どんなに辛くてもやり遂げたときの達成感は素晴らしいものなのでしょう。
高齢になると、あらゆることを経験していることからあまり達成感を味わう出来事がなくなっているようです。
高齢になっても「やったー!」と感動するようなことあれば嬉しいですよね。
そこで、オススメしたいのが脳トレです。
高齢者にオススメの脳トレとはどんなものなのでしょう。
高齢者にオススメしたい脳トレ
高齢者が生活する介護施設では、レクリエーション活動として脳トレを活用しているようです。
なぜ、脳トレを高齢者に取り組もうとしているのでしょうか。
脳トレの効果
人の脳は20歳を過ぎる頃から誰でも少しずつ脳細胞が減り委縮してきます。
そして、脳細胞は再生することはないと言われています。
ところが、脳の萎縮はしても機能は鍛えれば維持することも取り戻すことも可能なのです。
脳の機能を高めるには刺激が必要、その刺激こそが脳トレ。
また、認知症の症状、思考力や記憶力の衰えを脳トレで鍛えることができます。
脳トレの種類
脳は、様々な行動に対して働く場所が違ってきます。
数ある脳トレでも脳を広く使うことができるものを選び刺激することで認知症予防に効果が期待できるようです。
折り紙
折り紙にはたくさんの色があるので、それを認識し織り方を考えたり思い出したりしながら折っていく、指を使って折るときや完成した作品を見るとき、失敗したとき、それぞれ脳は違う場所が使われています。
指を動かしながら折ることで脳が刺激されるのです。
塗り絵
塗り絵に描かれている絵を認識し、何色に塗ろうか、どこから塗ろうかなどデザインの構成を立てたり、それぞれ違う場所の脳を刺激しています。塗り絵も折り紙同様、指を使うので刺激になるようです。
塗り絵については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね!
【関連記事リンク】高齢者が好む春夏秋冬の塗り絵とは?無料で簡単にダウンロードできる方法
パズル
パズルも難しいものや簡単なものがありますが、まずはどんな絵が完成するかイメージしますよね。
色を見る、ピースの形を感じる、どこに当てはめるか考える、端っこからがいいか、真ん中からにしようか、ピースがピッタリ合ったとき、完成したときの感激。
こちらも、それぞれ違う場所を刺激しているようです。
計算問題
こちらの計算問題は、数字を思い出すとき、考えるとき、答えを書くところを探すとき、答えを書くときなど違う場所を使っています。
難しい計算問題は、脳の一部の深い部分を使うことになるので簡単な計算問題の方が適しているようです。
簡単な計算プリントの脳トレ
高齢者の認知症予防に良いとされている脳トレ。
脳トレには様々な方法がありますが、ここでは計算プリントが無料で簡単にダウンロードする方法を紹介していきます。
高齢者向け計算問題プリント
こちらからクリックしてくださいね⇒1.ORIGAMI シニア
簡単なひっ算の穴埋めや虫食い問題、計算式などがあります。
一見、難しそうな穴埋めや虫食い問題も基本的には簡単な計算式なので脳を刺激するにはピッタリ。
こちらからクリックしてくださいね⇒2.認知症で要介護にならない脳トレ予防の老年若脳
高齢者にぜひ、オススメしたい簡単問題の脳トレ。
視力の悪い方のために文字サイズも通常サイズと大きくなっているサイズがあり、親切なところが嬉しいですね。
問題は、足し算・引き算・掛け算・割り算など基礎から取り組むことができます。
こちらからクリックしてくださいね⇒3.計算問題.com
計算方法は足し算や引き算などの種類があり、問題数を選ぶとプリントが作成されます。
タイムを計り記入する欄があり、タイムを計測しながら計算問題に挑むのも達成感が得られて満足できそうです。
ですが、高齢者の脳トレなので目的は脳を刺激すること。
あまり、タイムにこだわるとやる気をなくしてしまうかもしれません。
こちらからクリックしてくださいね⇒4.シニアレク会館
こちらも高齢者に向けた脳トレサイトです。
もちろん、単純な足し算や引き算だけではなく、となり和計算、プラスやマイナスを当てはめる問題もあります。
こちらからクリックしてくださいね⇒5.介護レク広場
こちらは、他の脳トレサイトに比べると、若干難しくなるようです。
難易度が1~6に分類されているので計算が得意でチャレンジ精神のある方はぜひ、お試しを!
こちらからクリックしてくださいね⇒6.高齢者向け脳トレ
脳トレの中身や種類はたくさんありますが、計算問題に関しては少なめなサイトになります。
こちらからクリックしてくださいね⇒7.脳トレ支援.com
介護施設等で使用できる高齢者のための脳トレがギッシリと集まったサイトです。
手続きも特になく自由に使用することができるので安心ですね。
計算問題ばかりでなく、脳トレの種類が豊富に揃えられているようです。
以上7つの脳トレプリントの無料サイトを紹介しました。
どれも、簡単なようでちょっと難しいかもしれない!
きっと、たくさん脳を使い、たくさん刺激することで脳のアンチエイジング間違いありません!!
計算だけではない脳トレツール
上記に紹介したサイトには計算問題だけではなく、他の脳トレツールも使用できるようです。
脳トレでもバランス良く鍛えることが必要になります。
そのためには、計算問題でも同じような問題ばかりではなく色々なサイトに挑戦してみると様々な機能が鍛えられるようです。
まだある脳トレプリント
高齢者は割と得意なのではないでしょうか。
こちらからクリックしてくださいね⇒ことわざクイズ
高齢の方とお話しすると良く使われる諺(ことわざ)。
誰でも知っているような諺でも一文字抜けてしまうと思いだすのは至難の業。
その言葉を思い出すのに脳が刺激されるようです。
解答がついているので皆さんで答え合わせをすれば、笑い声があがるでしょう。
こちらからクリックしてくださいね⇒雑学クイズ
これは、日常のもの忘れに効果がありそうなクイズですね。
これを使えば、思い出すことに自信がつきやる気がわいてくるのでは?
こちらからクリックしてくださいね⇒都道府県クイズ
高齢者が得意な都道府県クイズをちょっと意地悪にしたクイズで「動物の名前が入った都道府県は?」などと言ったひねり問題があるようです。
ただ考えたり思い出したりするだけでは物足りないという人には打ってつけかもしれません。
こちらからクリックしてくださいね⇒ひらがな穴埋めクイズ
ひらがなが5文字の言葉になっていて、穴の部分を埋めて正しい言葉にするクイズです。
これは想像力を働かせないと思い浮かびませんね。
まとめ
今日は、高齢者に楽しんでいただける脳トレ計算プリントを無料でダウンロードできるサイトを紹介してきました。
計算問題はお一人でコツコツとやらなければ難しいようですが、クイズ問題は一人でコツコツやるよりお仲間の皆さんとワイワイ楽しんでできますね。
計算やクイズで脳を刺激し活性化することも大切ですが、本当はお友達やお仲間などのグループで「あぁでもない、こぅでもない」と楽しみながらやることが1番の刺激になるようです。
笑顔で楽しめば、脳のアンチエイジングは絶好調!間違いありません!!