2020-05-05
百寿のお祝いは100歳!センチュリーを生き抜くための健康ポイントとは?
この記事の目次
皆さんの周りに長寿の方はいますか?
長寿というのは、寿命が長いことを指しますが全般的には80歳以上の方を長寿と言うようです。
一方、最近の日本では平均寿命が非常に高いことから長寿は85歳以上ではないかという説もあります。
そして、今日ご紹介するのは「80歳や85歳なんかまだまだヒヨッコだ、長寿と言うのは100歳を超えないとね」という声が聞こえてきそうな100歳の方。
この記事では、100歳の長寿祝いと100歳まで生きて来た健康ポイントを解説しています。
100歳のお祝いは何て言うの?
100歳の長寿祝いを「百寿」と言います。
100歳で百寿、まさにピッタリのネーミングですね。
百寿の読み方は、「ひゃくじゅ」、「ももじゅ」と読むこともあるようです。
もう1つの呼称の由来
100歳を祝う百寿にはもう1つの呼び名があります。
それが、「紀寿」と書いて「きじゅ」。
百寿の意味はそのまま100歳を意味しますが、紀寿の紀は西暦で言うと1世紀生きたことに由来します。
一世紀生き抜いてきたセンテナリアン、つまりセンチュリーなんてカッコ良すぎます~!
百寿の色は?
長寿祝いにはたくさんの種類があり、60歳で祝う還暦をはじめ100歳を超えた108歳の茶寿や120歳の大還暦、250歳の天寿なんていうお祝いもあるのです。
その祝い年齢にはそれぞれテーマとなる色が決められていますが、皆さんがよくご存知なのは還暦の赤ですよね。
それでは、百寿・紀寿のテーマカラーは?
百寿・紀寿のテーマカラーは白になります。
また、百寿の百は「もも」とも読むので桃色、ピンクでも良いようですよ。
今年百寿・紀寿を迎える方
満年齢で祝う方
【1920年(大正9年)生まれの方】
数え年で祝う方
【1921年(大正10年)生まれの方】
長寿を祝う際は、数え年で祝う方と満年齢で祝う方がいますが、最近では満年齢でお祝いをするのが一般的だとされているようです。
数え年と満年齢については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね!
【関連記事リンク】卒寿は何歳のお祝い?卒寿の由来や色を海外の長寿祝いと合わせて解説!
百寿に相応しい祝い方
百寿は100歳の長寿祝いです。
そのため、長寿者の健康状態に配慮する必要があります。
個人差があるので一概には言えませんが、ほとんどの方が介護が必要な健康状態であることが考えられるのではないでしょうか。
百寿のお祝いは自宅で
60歳の還暦祝いや、70歳の古稀祝いならまだどこかで外食をすることも可能でしょう。
温泉に行ったりと旅行にお連れしてお祝いをするのも喜んでいただけるでしょう。
しかし、100歳ともなると話は別です。
中には非常にお元気な長寿者もいるかもしれませんが、あまり遠出はおすすめできません。
そうなるとお祝いの場所は、長寿者の自宅やご家族の住む家でするのが良いと言えそうです。
百寿のお祝いは気候の良い季節で
百寿の方は大変な高齢ということで、日々の健康状態が安定していません。
気温の変化なども体調に影響することがあります。
もし、百寿のお祝いにお客様を招いて大々的に催すならお正月やお盆などに行われることが多いようですが、寒さ暑さの厳しい季節は避けた方が無難でしょう。
そう考えると、気温の穏やかな春や秋の季節で皆さんが集まりやすい日を設定すると安心です。
また、自宅で家族だけでのお祝いならば即効でできるのでいつ催しても問題はないと思われます。
日本で1番の高齢者
それにしても100歳まで生きるということは素晴らしいことですよね!
ところが、日本には100歳を軽々超えた年齢の117歳の女性がいるのです。
女性の名前は「田中力子」さん「田中かね」さんとお読みするようです。
驚くことに田中さんは日本で1番の長寿者と言うことだけではなく、世界の最高齢者としてギネスにも認定されているのだとか。(2020年5月27日現在)
100歳以上の高齢者の人数
日本では現在、100歳以上の高齢者の人数が7万人を超えているそうです。
厚生労働省のまとめた2019年9月15日時点での住民基本台帳には100歳以上の高齢者の数が前年度よりさらに更新して1489人増加の7万1274人となったことが掲載されています。
右肩上がりの100歳以上の高齢者
日本では、1963年に老人福祉法が制定されましたが、その頃の100歳以上の高齢者数はまだほんの、153人でした。
その後、1981年には1000人を突破、1998年には10000人を突破するという右肩上がりに100歳以上の高齢者の数が増えているのです。
百寿は国からお祝いがもらえる?
日本の政府から100歳まで長生きされた方にお祝いがあります。
これは、長寿のお祝いと社会の発展に長い間寄与してきたことへの感謝や国民が高齢者の福祉について関心と理解を深めることが目的だとされています。
お祝い品は、賞状と記念品の「銀杯」がいただけるようです。
100歳まで長生きして国から表彰されるなんて、家宝になりますね!
100歳まで生きると言いうこと
100歳を超える高齢者の数が増えていることは本当に素晴らしいことですが、果たして皆さん、幸せに感じているのでしょうか。
100歳ともなれば当然、病気にかかることもあったでしょうし、ガンになることもあるでしょう。
いくら、長生きをしても介護度が高く寝たきりとなってしまったら決して幸せな老後とは言えそうもありません。
幸せな老後を迎えるためにできること
長寿を全うすることは誰もが願うことでもあります。
ところが、これが難しい。
つまり、健康で長生きすることになりますが、意外なことで願いが叶うかもしれないのです!
一般的に、健康リスクになる喫煙や偏った食事などは控えたほうが良いとされていますが、それより大切なことがあるようです。
センチュリーを生き抜くための健康ポイント
高齢の方でお元気な方は皆さん明るく、小さなことにはこだわらないように見えます。
きっと、食事も運動も睡眠もご自分なりの人生観をお持ちなのでしょう。
ポイント1.体温を上げる
皆さんは年齢と共に体温が下がるのをご存知ですか?
加齢によって基礎代謝も低下するため低体温となってしまうのです。
まずは、平熱を1度上げるようにしましょう。
そのためには、食事で身体を温める食材を使うようにします。
たとえば、生姜やネギ、ニンニクなどを使った料理がおすすめです。
また、食事を美味しく食べるためにも運動は欠かせません。
毎日の適度な運動によって筋肉量も上がれば体温も上昇してきます。
たとえば、草取りをしてストレス発散、笑いヨガ、ラジオ体操など、これを継続することが大事です。
自分なりの食事と運動で体温が上がれば一石二鳥ですね!
ポイント2.睡眠はノンレム睡眠が重要
睡眠時間は人それぞれとなり、何時間寝ればOKということではありません。
たとえ、6~7時間しか眠れなくてもノンレム睡眠がきちんととれていればOKだそうです。
ノンレム睡眠とは、深い睡眠となり身体も脳も休息している状態を言います。
ノンレム睡眠を高めるためには次のことに注意しましょう。
・夕食は就寝3時間前までに済ませる
・入浴は就寝2時間前までに済ませる
・寝る前のスマホやパソコン、テレビは控える
・寝る前のカフェインやアルコールは控える
ノンレム睡眠が深くとれると、心身や脳の休息と共に、成長ホルモンの分泌や免疫力を高めてくれる効果もあります。
幸せな老後のために睡眠の質を見直してみるチャンスかもしれませんね。
ポイント3.自分に合った習慣を取り入れる
上記の食事や運動で体温を上げること、質の良いノンレム睡眠をとることも大事ですが、それよりもっと大事なことは自分に合った習慣を取り入れるということです。
いくら体にいいからと、好きでもない食材を無理して食べても嫌いな運動をやっても体温が上がるどころかストレスとなり反って体を壊してしまいかねません。
特に、100歳を超える長寿の方は、知らず知らずのうちに自分に合った健康の秘訣が身についているようです。
自分に向いてないと思う習慣は身につきません。
毎日、少しずつでも色々なことにチャレンジして自分に向いている習慣を取り入れることが健康の秘訣であり、幸せな老後につなげるポイントではないでしょうか。
また、ご自分の周りに長寿の方がいたら健康法をお聞きして真似してみるのも良い方法かもしれませんね。
百寿のお祝いはどんなものがよいの?
百寿のお祝いには外出や遠出が難しいことを考慮すると、自宅で過ごす際に使っていただけるものがいいでしょう。
健康状態を配慮して選ぶことが重要になりますが、要介護の方や寝たきりの方のプレゼントには介護されるご家族にとっても嬉しいアイテムを選ぶと喜んでいただけるのではないでしょうか。
そこで、ここでは介護が必要な方、寝たきりの方にも喜んでいただけるアイテム 選を紹介しています。
百寿のプレゼントアイテム1.車椅子用座布団
価格:3,545円
普段使いもできるので、車椅子に乗らない時は自宅の椅子につけることもできます。
低反発ウレタンで硬すぎ、柔らかすぎることもなく、お尻にピッタリとフィット!
優しい座り心地で尾てい骨が痛い方も座ることが苦通じゃなくなります。
百寿のプレゼントアイテム2.床ずれ防止 エアークッション
価格:4,480円
高齢でお尻の肉が落ちてしまったという方にピッタリのエアークッションです。
寝具として使用すれば腰痛をお持ちの高齢者にも使っていただけます。
車椅子にも使用できるので、体の重心移動で空気が移動されて楽に感じるようです。
もちろん、軽い床ずれができている方にも安心して使っていただけます。
百寿のプレゼントアイテム3.介護シューズ sanaris ルームシューズ
価格:2,160円
冷え症な女性には普通のスリッパでは足が冷えてしまうため、こちらのルームシューズなら喜んでいただけるようですよ。
しかも、履いたり脱いだりが楽なのと滑り止めもついているので百寿の方にも安心して履いていただけます。
もも寿の可愛いピンクが高齢女性にも人気です。
百寿のプレゼントアイテム4. 使い捨てエプロン100枚入り
価格:1,188円
何枚あっても嬉しい使い捨てのエプロンは、おつゆが跳ねてしまうカレーうどんやミートソーススパゲティを食べる時に便利です。
また、歯磨きの際も使い捨てエプロンをしていれば洋服を濡らす心配も減りますよね。
これなら、長寿者も気兼ねなく食事や歯磨きができるし、介護する方の負担も軽減できるのではないでしょうか。
使い捨てということですが、何回も使用できるのも嬉しいポイントです。
まとめ
今日は、100歳をお祝いする百寿・紀寿を見てきました。
本当に、100歳まで長生きしてこられた高齢者には敬意を表します。
しかも、日本には117歳の長寿女性「田中力子」さんという方がいてギネスにも認定されているというのですから驚いてしまいますよね。
こちらの117歳の田中さんをはじめ100歳の百寿・紀寿の方の長生きの秘訣はそれぞれ異なると思いますが、きっと毎日を明るく楽しく過ごせる人生観や健康ポイントがあったようです。
私たちに真似できるとしたら、健康でいられる自分なりの習慣を取り入れること。
無理のない健康習慣で幸せな老後を目指すことができるのではないでしょうか。